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10月23日 羽田空港発→徳島空港着 
ハイパーインメイアップ徳島泊

9:40 自宅をでる。昨夜は台風と選挙でてんやわんや。徳島便無事に飛ぶようだ。ホントに助かった。これもお大師さんのお陰か。池上、石田両氏と空港で合流。ビールとカレーで無事の旅を祈念。
14:20 徳島便90分遅れで離陸。空は台風一過で真っ青。
16:09 初めて降り立つ徳島空港。快晴。気温20度。
ハイパーインホテルにチェックイン。朝食付きで¥5000。3人で夕食に出る。
「や台寿司」で18時から21時まで飲む。店スタッフ古川さんや形山さんや京都、香川から来たお客との交流もあり腹一杯食べ飲めて良かった。
池上、石田両氏といよいよ明日から四国八十八ヶ所巡礼をスタートします。正に初めての巡礼。昨年の参勤交代ウオーキングとはまた別の感慨があります。さてどうなるか・・・。
【今日のだくだく駄句】
♪ いざ巡礼 青く染まりし 空と海・・・黒澤
♪ 空と海 越えて降りたる 阿波の国・・・池上
♪ 阿波の国 遍路もうどんも 待っていろ!・・・石田
お遍路3人組、集合完了。 徳島の夜。明日からの修行行脚?に備えて英気を養ってます。

10月24日【巡礼第1日 17.2km】1番霊山寺〜5番地蔵寺 
安楽寺泊

【巡礼1日目】快晴
6:30 起床。風呂浴び今日の第一日目の無事を祈る。
8:46 高徳線にて板東駅に向かう。電車の中で台湾とフランスから巡礼に来た女性二人と同席に。早速石田がナンパ。一気に打ち解ける。台湾人のアンニさんは、何と!たった2回の区切り打ちで結願。フランス人のローズさんは、世界遺産モンサンミッシェルの近くの村からたった一人で巡礼に来たとのこと。ビックリ!
9:03 板東駅に到着。ローズさんも我々と一緒に歩くことに。
9:30 第一番札所「霊山寺」に到着。早速、境内の販売所で菅笠、金剛杖、蝋燭、線香を購入。これからお大師さまと「同行二人」がスタートするという実感がワクワク。 3人とも初めての巡礼で、いささか緊張する。まず山門には右足から入る。手水場で身を清め、本来、本堂から参拝するところ太子堂からお参りしてしまう。鐘をつくのも失念。あちゃー。蝋燭を献灯、お線香3本を献香、お賽銭を入れ、勤行(ごんぎょう)。メインの般若心経の前後に10のお経を読まねばならず、これを全て読むのは正直大変。納め札を納め、納経帳に朱印と墨書して貰い(300円)完了。結局一つの札所に記念撮影&見学込みで正味30分から40分かかる勘定。フ〜。 815年(弘仁6年)このお寺で弘法大師が21日間修行したという言い伝えがある。 山門で、ローズさんと4人で初の集合記念撮影。ハイ!パチリ! 道路に緑線が引かれていて遍路の印。これを辿ると次の札所に行けるらしいが、途中で消えた(苦笑)。
10:30 第二番札所「極楽寺」に到着。(霊山寺から1.3km) ここは安産祈願のお寺で、カップルの参拝者も多いらしい。金ピカの阿弥陀如来があるということだが見過ごす。失敗。ここから反省を含め水場で身を清めた後に、鐘を撞く。う〜ん、心にジーンと響く。ありがたや〜。石田が「あっ!、猿、お猿、ほらほらあの木の上に!」猿も参拝極楽寺。 思ったより道がフラットでアスファルト道が続く。時々側溝の蓋の穴に金剛杖を突っ込み折れそうになる。これ危険(苦笑)。
11:30 第三番札所「金泉寺」に到着。(極楽寺から2.6km) 弘法大師が手植えしたと言われる樹齢1200年の大杉がそそり立つ。そこに縛ってある紅白の綱を掴むとパワーが貰えるという言い伝えが。太子堂の裏に弘法大師が掘ったという黄金の井戸があり、自分の顔が映ったら長生きできるということで、4人が映すと何と!全員の顔が映りホッとする(笑)。
12:30 初日の昼食は「讃岐うどん/こんせんうどん」という、うどん屋に入る。しかしそこは讃岐うどん屋ではなく徳島うどんの店だった。金泉寺で石田が「近くで美味しい食べ物屋はないですか?」って聞いたら「あなたは香川県の人ではないよね?」と聞かれて、このうどん屋を紹介された。その理由が分かった次第。でも食べたかった「徳島うどん」食べられて良かった(笑)。「こんせんうどん」(800円)食す。牛肉と生卵と海老天が入って柔らかい甘目のうどん。これはこれで美味かった!! 食後は今日一番の距離を歩く。山道、竹林、ぬかるみなどお遍路らしい道が続く。草に足を取られてすってんころりん。途中自転車に乗った81歳のお婆ちゃんと遭遇。親切に案内してくれ「愛染院」(地元の赤澤信濃守の墓があり)で休憩。
15:08 第四番札所「大日寺」に到着(金泉寺から5.1km) 今日の一番高いところにあり、長い距離を歩きクタクタ。山門が改修中で迂回路から入る。シカゴから来た中年夫婦と出会う。もともと東京にも在住して日本語が少しできて話する。そろそろ夕方の光に。道道に柿がたわわに実り、老夫婦が収穫していた。一個ぐらいくださるかと思ったが甘かった。柿も甘いダロウなぁ・・。 ローズさんのリュックは12kgもあり、肩に食い込んでいる。40歳という若くもない身体にはキツイみたい。日常はあまり歩くこともなく初挑戦らしい。
15:40 第五番札所「地蔵寺」に到着(大日寺から1.7km) 途中、五百羅漢が安置している館に立ち寄り、同じ敷地内の地蔵寺に到着。新しい八角堂と古い本堂のコントラストがいい。うどん屋で遭遇した日本人カメラウーマンと再会。偶然ローズさんと同じ安楽寺の山門2階で泊まることが分かり紹介する。何と!英語がベラベラ。ローズさんも安心したみたい。 さ、これからが大変。17:00までに本日最終訪問札所の安楽寺に着かないことが判明。この地蔵寺の大きなイチョウの木の下でユックリ身体を休める。 ローズさんの夕飯と我々の晩酌用の酒を買うためにセブンイレブンに立ち寄る。郵便局にも。
17:50 本日最終予定の「安楽寺」に到着したが時間切れで参拝できず明日朝に参拝することに(地蔵寺から5.4km) この5kmはシンドかった。すでに野焼きの煙、雲が赤くなり、里の秋を堪能しながら急ぐ。日が沈み周りはもう暗く、石田がヘッドライトをつけて歩行。ようやく18時近くに到着。すでにあのカメラウーマンが到着して山門の2階にいた。ローズさんもホッとしたようで僕らもホッとする。我々の宿坊にようやく到着。宿坊らしくない近代的な宿でビックリ。高野山高校の托鉢グループや団体巡礼の客の金剛杖が玄関に並ぶ。室内灯が暖かく迎えてくれる。チェックインして部屋で寛ぐヒマもなく即夕飯。8つのお鉢に精進料理に似た夕食を頂く。隣ではお経をあげて食事している。真言宗の宿坊らしい坊さんだらけ。風呂に入り足と脹脛を揉み、今日1日の疲れを癒す。 池上さん、石田さん、ローズさんお疲れ様でした。同行二人。
一番霊山寺、二番極楽寺、三番金泉寺を終えて昼食。徳島のさぬきうどん、美味い!
朝の電車で一緒だったフランスのローズさんも一緒です。
山の中の遍路道を通り、四番大日寺、五番地蔵寺を参拝出来ました。台風一過、天気に恵まれた一日でした。
今日の宿舎「安楽寺」に18:00到着。宿坊ですが、そこら辺の旅館よりはずっと立派です。
今日の歩き24.4km、結構疲れました。
台風21号は日頃の行いと大師様のご加護で、無事通り過ぎてくれましたが、次の心配のタネが発生です。
28日は、十四番から十七番を参拝予定です。
【ぐだぐ駄句】
♪ 柿の実の 遍路に交じり 熟れ熟れて・・・黒澤
♪ 阿波の秋 白衣まといて 国際交流・・・石田
♪ 白衣(びゃくえ)着て 飲まぬタバコと 昼の酒 ・・・池上
一番の「霊山寺」最寄駅までの電車で、台湾とフランスの女性とお友達になりました。

10月25日【巡礼第2日 20.8km】6番安楽寺〜10番切幡寺
セントラルホテル鴨島泊

【巡礼2日目】快晴
6:00 起床。窓開けるとナイスな天気!朝食後各々身支度。
長距離のウオーキングは排泄が重要なポイントになるので「ちゃんと出た?」「まだなんよ〜」などの会話から始まる。
7:45 山門の2階でシュラフで眠ったローズさんはやはり寒かったらしい。それより左足指に中くらいの豆ができ歩けなくなったとのことで、今日宿泊の無料の旅館を探してあげるが、あいにく見つからず。握手して我々とはここでお別れに。残念。
8:00 第六番札所「安楽寺」からお参り。大きく比較的有名な札所。空は真っ青。清々しい空気が気持ちいい。昨夜入った「弘法の湯」の名前のついた宿坊の湯も温泉で、空海も入ったらしい。湯船の壁には「南無大師遍照金剛」「おん ころころ せんだり まとぅぎ そわか」の御真言が書かれていた。安楽寺8時50分出発。
9:10 第七番札所「十楽寺」到着(安楽寺から1.1km) 歩いてるお遍路は3、4人。多くは車やバス回っている。十楽寺でもおばさん2人が車で遭遇。シャッターを押して頂く。境内ではいろんな巡礼者と遭遇し会話する。昨日会ったシカゴの夫婦や、東京から来た女性とも再会。経納帳に朱印を貰い忘れそうになる。お遍路道のいろんな道標が我々を誘ってくれる。
10:40 第八札所「熊谷寺」に到着。(十楽寺から5.2km) これまでの寺の中で一番の好きな寺(札所)。山門も、多宝塔も、本堂、太子堂全て高低バランス、レイアウトなど全て調和している。特に多宝塔は安永6年に建立され、四国で一番古い建造物。経納場に級友が作った新日本風土記の「お遍路」のポスターが!。記念写真パチリ! ここで少しクレーム話。実は霊山寺で買った金剛杖が痛い!てっきり円柱の杖かと思っていたが四角柱だった。四隅面取りしてあるがこれが長時間握り歩いていると親指と人差し指の間が痛くなって来た。赤くなり悲鳴が・・。これ何とかなりませんか?
11:50 第九番札所「法輪寺」に到着(熊谷寺から7.5km) 緩やかな下り、田畠の中を歩く。法輪寺は田んぼの真ん中にあり、村の鎮守様のようなコンパクトな札所。その外壁を背に托鉢中の日焼けした坊さんが枯れた声で読経をしている。迫力あり。門前に二つのうどん屋と蕎麦屋が並んでいたが、腹は空いたがあえて阿波名物「うどん亭八幡」まで歩くことにした。が、これが遠かった!。腹空かして時間以上歩く。この八幡の看板がそこら中、田んぼや畑に中もにある。地元の人で知らない人がいないほどエゲツない商魂たくましいうどん屋みたい。
12:55 うどん亭八幡に到着。僕はカレーライスと素うどんを注文。池上さんは八幡うどんとお稲荷3個。石田はワカメうどんと寿司三貫。腹一杯!人間って不思議、お腹膨れると気持ちも心も落ち着いて穏やかに(笑)。巡礼って何?空海は空腹の時にどんな精神状態になっていたんだろう・・? 13:50に八幡家を出て今日最後の札所「切幡寺」に向かう。天気晴朗風よわし。切幡寺まで結構急な坂登る。海抜150m。最後は333段の階段をユックリじっくり汗汗で登る。
14:10 第十番札所「切幡寺」に到着。(法輪寺から11.5km) 今日一番の疲れた。333段の階段は正直キツかった。短い映像を添付。ここであの女性カメラウーマンと再再会。いつも疲れも見せずくノ一みたいで爽やか。何で?聞くと、四国巡礼するのに西国三十三観音巡りをやって臨んだらしい。一つも豆も出来ず、これは女忍者かも。
16:06 大河、吉野川の潜水橋を渡る。先日の台風21号で川が氾濫したのか中洲の畑も泥被り、川岸の樹林がなぎ倒されていた。この潜水橋も泥に埋まった痕跡が残っていた。それにしてもこの吉野川はデカイ!多摩川の荒川の2倍以上はあろうか・・。土手を夕陽を背に歩く。ホテル までまだ遠い。明日歩く藤井寺を右に見て歩く。足が重い。豆ができたみたい。池上さん、石田はまだ大丈夫みたい。
17:20 今夜の投宿先、鴨島町のセントラルホテルに到着。朝夕食事付きで¥6600。コンビニで部屋飲みの材料を買って夕食に、池上さんカツカレー、石田はポークカツ。僕はフロントおじさんのミスで和食。今夜は洗濯日。石田が全てやってくれた。参勤交代時と同じく完璧に。ありがとう! 今日は30km超え。 さあ、明日は今回最大の難所。800mの山越え。焼山寺へ。何が起きるかお楽しみに。
今日も快晴の中、安楽寺→十楽寺→熊谷寺→法輪寺→切幡寺と六番から十番までを参拝出来ました。昨日同行したローズさんは足に豆が出来、マイペースで歩きたいとの事で、安楽寺でお別れ。十番切幡寺から鴨島町の宿泊ホテルまでは足が痛く大変でした。本日の歩行距離は久々の30km超。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路道 一歩の重さや 肩が泣く・・・池上
♪ 道標 ときに迷いて 右左・・・黒澤
♪ 柿たわわ 昔ながらの へんろ道・・・石田

10月26日【巡礼第3日 18.7km】11番藤井寺〜12番焼山寺 
すだち館泊

【巡礼3日目】快晴
7:55 朝食後、鴨島セントラルホテル(結婚式場付きで、ここいらでは1番のホテルだった。お遍路には勿体無いくらい)を出発。鴨島駅のセブンで昼飯(池上サンドイッチ、石田、黒澤おにぎり2個)買う。通学途中の女子高生にシャッターをお願い。パチリ!
8:15「藤井寺」に向けて出立。町中から山へ緩やかな勾配を歩く。冷たい風が心地良い。途中反対方向から熊谷寺で出会った僧侶風の台湾聾唖女性と再会。お互いにエールを送る。
8:50 第十一番札所「藤井寺」に到着(ホテルから3km) 何と!心配してたローズとあの西国制覇くノ一と境内で再会!。ローズの足の豆は回復に向っていて昨夜は我々が探し紹介した「チャンネル館」宿泊したらしい。片や、くノ一はローズと安楽寺で別れここで再び会った。くノ一の名前は「西畑あすか」。納め札の裏に書いてくれた。ローズは池上さんから教えてもらった安い煙草「エコー」を買ったと自慢してた(笑)。「藤井寺」は大学の同級生竹綱君の実家がある大阪の地名と同じなので記念自撮り。
9:20 全ての儀式(だいぶ慣れてきた)を終え、ローズ別れ、西畑さんと一緒に藤井寺を出発、今回最大の難所「焼山寺」を目指す。地蔵祠が続く。緑色片岩の岩場が現れ川底が淡い緑で美しく清い水が勢いよく流れている。途中で西畑さんと別れる。
9:55 標高100m地点に休憩所あり。眺望良く鴨島市内が朝日に照らされ、吉野川が左から右に長く大きく流れている。400m地点まで急勾配を休み休み登る。
10:40 長戸庵という小さなお寺を通過。西畑さんとは兎と亀のように抜きつ抜かれつで山登り。11:50 残り9km地点で小休止。
12:15 4番目の「遍路ころがし」(このコースには「遍路ころがし」と言われる難所が6つある)を降り切ってようやく中間地点の「柳水庵」に到着。爽やかに晴れ上がる空と樹々の下で今朝コンビニで買った昼飯を食べる。1時間ほど身体を休める。小鳥がさえずる。湧き水が流れる。飲む。腹が下らないか心配だったが大丈夫だった。空海の化身か、偶然痛む右肩に大きな蝶が止まり癒しくれる。少し達成感を感じる。
14:10 左右内(「そうち」と読む)に到着。最後の階段を登りきると、大きな弘法大師が我々を見下ろして見守ってくれていた。「ようこそ最後まで残った空海の道へ」と。 その背後に、空海お手植え「左右内の一本杉」が。樹齢1000年、胴回り7.5mの立派な杉。突然、おじさんに声かけられ柿を頂く。待望の柿。食べたかった柿を。ついでに何故か団子とバナナも頂く。初めてのご接待で感激。納め札を無理やり手渡す(笑)。ここで食う柿は格別。
14:50 ナビ担当の石田が「ここから下りで、もうすぐ焼山寺だからね」と。池上さん喜ぶ。確かもう一つ山越えあるんじゃないかと思いつつ僕も喜ぶ。途中、5回結願したという髭面の若者と遭遇。彼曰く「ここから谷に下り切って、もう一つ山がありその頂上が焼山寺で、ここからあと2時間ほど」と!。なな何と!恐れは的中。その瞬間の気の萎え方は推してシルベスタ・スタローン。あと一つの山越えが我々の気力と体力を一気に消耗させた。道幅40cm左は崖。南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛と誦える・・。 途中、金剛杖の鈴がどこかで落としたか、無い!。来た道を探したが見つからなかった・・。鈴の音がしないと心淋しく力が出ない。
16:45 第十二番札所「焼山寺」に到着(藤井寺から12.5km) 池上さんもうクタクタ。石田ダラダラ。黒澤デロデロパンパン。残り400mの平らな山道を歩く。ようやく山門へ。砂利を敷き詰め大きな杉林の中に立つ焼山寺にて今日最後の鐘を突き、本堂、太子堂をお参り。納経帖に朱印を頂き終了。 と、思いきや!まだ終わらなかった。そこから旅館までまだ3kmもあったのだ。
17:00に焼山寺を出発。すでに山中は真っ暗。石田のヘッドライトを頼りに山を下る。もう足は棒。感覚が無くなるほど下る。参勤交代で歩いた旧碓氷峠の比で無く。緑色片岩の切り石がゴロゴロ。その上を歩く。捻挫が怖い。ようやく町の灯りが見える。あれか?あれだよね!
18:00 ようやく今夜の宿泊地「すだち館」に到着。旅館の車を借り石田の運転で神山温泉へ。泡風呂、露天に入って身体、足を揉みほぐす。コンビニでビールを買って旅館へ。女将の手料理を3人だけ(他に客なし)で頂く。ビールで乾杯!旨い!唐揚げ、ブリ照り焼き、大根の味噌和え、肉どうふ。大した料理ではないが旨い!この旅館(善根旅館)の成り立ち、お遍路の客層、徳光和夫の二重人格話しなど、女将と時間ほど話す。外は月が沈み、満点に星が輝きほろ酔いでベッドイン。疲れて日記は翌朝に。
朝8時にホテル出発。鴨島駅コンビニで昼食おにぎりを買い、十一番札所藤井寺へ。なんと昨日朝に別れたローズさん、女性カメラマンと再会!ここで記念写真。その後十二番焼山寺を目指す。「遍路ころがし」の坂を登り下り、柳水庵に到着。おにぎり休憩。
一本杉から約300m下り、再度300m山を登って、十二番札所焼山寺に到着。めちゃめちゃ疲れました!
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路旅 三日歩いて2キロ減・・・池上
♪ 秋の陽が 休む身体を 温ませる・・・石田
♪ 荒道の 遍路ころがし 秋深し・・・黒澤

10月27日【巡礼第4日 17.6km】13番大日寺 
大日寺泊

【巡礼4日目】快晴
3:45 起床。昨日山越えで疲れたんで日記書けず。まとめて6:30に無事アップ完了。
7:00 女将手作り朝食を頂く。昨夜僕たちをすだち館まで案内してくれ、店頭ですだちを絞っていた変なおじさんが朝から氷結ロング缶片手に出現(このおじさん、女将に曰く実はアル中だそうだ)。突然ベラベラ話し出し折角の朝食に集中できないほど(苦笑)。参った・・。 焼山寺に投宿した「くノ一西畑」さんが偶然店前を通りがかりお茶、味噌汁など振舞われる。これも「ご接待」。ちゃんと納め札を渡していた。彼女は焼山寺の「道場」(修行場か)に泊まったが変な常宿の坊さんと一緒になりいろいろ大変だったみたい(苦笑)。また彼女は一人お遍路に先に出発していった。
8:10 女将に見送られて「すだち館」出発。アル中氏が途中のお遍路道の入り口までベロベロベラベラ状態で見送りに来てくれて「また来てよ!」と堅い握手で別れる(笑)。 昨日よりマシだがまた登り道。道を間違えたか民家にたどり着き庭の先まで行く。が道は無し!ヤバい間違えたか・・。10分ほどお遍路道標まで戻り確認したら何とその道標の「指先」は天を指していた!。まさか?急勾配の細い道があった。この崖道を登れというのか!?。結局その道が正解で、倒れ杉に道を阻まれた映像結果となった。
9:20 「玉が峠」に到着これから下る。 峠を超えて実に爽やか。眼下に流れる「鮎喰川(あくいがわ」を挟み山々が連なる。 標500mあたり、朝の光に浮かぶ連山シルエット。緑のグラデーション。ところどころに紅葉が見られるがまだ浅い。
10:10 巡礼独特の木製の「お遍路休憩所」(作ってくれた有志の名前が刻んである)で休憩。リュックを下ろし、パノラマを堪能しながら身体と足を休める。阿川という梅の里にリアルな老人カカシがベンチゴロゴロ。何と無く不気味な感じ。 鮎喰川の水が緑の岩に絡みつつ流れる。美し涼しげ。文字通り鮎が釣れるんだろうなと思いつつ歩く。 そんな思いで歩いていたら、「南無大師遍照金剛」と書いてある赤い杖のグリップカバーが無い!ことを発見。ヤバい、鈴についでカバーも落としてしまった!100m戻ったら道路に落ちてた(苦笑)。同行2人から「またかよ!」と呆れられる(涙)。
12:30 広野町に到着。昼飯屋を探す。石田、ガソリンスタンドで聞くがこの町には食事処は皆無のようだ。仕方なく広野郵便局前の雑貨屋(食品・食材から農具・肥料まで)に入りカップ麺とパンを買ってお湯を沸かしてもらい店の中で食べる。こういう時にお遍路さんへのもてなし感がひしひし伝わる。徳島の女性(特に年配)はよく喋る。実に話好き。この雑貨屋の89歳のお婆ちゃんもよく話してくれた。あのすだち館の女将も、焼山寺と会った鴨島駅近くのおばさんも。・・。
13:30 広野小学校のベンチトイレで休憩。明日からこの地区のお祭りらしく。花火がバンバン鳴る。池上さん曰く「あの音は自衛隊の射撃訓練じゃないの?音がうるさ過ぎるわ」って。そのくらいド〜んとうるさかった。石田、ようやく●●●が出たらしい。良かった良かった。今日も太陽が眩しい。そこから大日寺まで県道21号線を東(徳島市方面)、左に鮎喰川を見ながら、3人連なり歩く。
15:20 大日寺2km手前のお遍路ハウスで休憩。みかんとお水をいただく。お礼ノートにコメントと納め札を貼って感謝。足がパンパン。夕日がビンビン。コンビニで今夜の部屋飲み用の酒を買う。池上さんの白衣が裏返しだったことを石田が見つけてパチリ!
16:00 第十三番札所「大日寺」に到着(焼山寺から17.5km) 今夜はこの宿坊で投宿。¥6500(2食付き)。お参りを済ませて納経場へ。係のおばさんが「石田さんという方いますか?タカハシケイコさんという女性からお電話ありありました」。石田に徳島まで追っかけてくる女性がいたんだと感心する。その「タカハシ」さんは焼山寺であったあのおばさんだった。その後「神山温泉」の受付ロビーでもバッタリ会ってそのご縁にお互い印象を深くした。そのタカハシさんが八十八ヶ所の札所を3人に差し上げたい。と申し出て明日観音寺で会うことになった。これもご縁。 大日寺の食堂で事夕食をご一緒した男性から「今日、すだち館にいったら女将が東京から来た面白い3人組って皆さんですね」と言われてビックリ!何が面白いのかわからないが、その男性といっぺんに打ち解け、自己紹介タイムが始まった(笑)。ここでもご縁が。 風呂で足指、脹脛を揉みほぐし、明日に備える。まだ3人とも豆程度で行けそう。 ローズはどうしただろうか・・。など思いながら明日の出会いに期待して寝るとします。
今日も快晴です。
宿泊した「すだち館」でお母さんと近所の変なおじさんとカメラ女性と記念撮影。
【ぐだぐ駄句】
♪ 鈴飛ばし カバーも飛ばす 彼の杖・・・池上
♪ 縁あって 来しお遍路の 旅楽し・・・石田
♪ 陽射し浴び キラリと光る すだち哉・・・黒澤
景色最高、十三番大日寺へ。 休憩所にて。
阿川の案山子と。
お遍路ハウスにて

10月28日【巡礼第5日 7.8km】14番常楽寺〜17番井戸寺 
ハイパーインメイアップ徳島泊

【巡礼5日目】雨
5:30 起床。台風22号の影響か外は雨。巡礼旅初めての雨。
5:55から朝の勤行。大日寺住職の金昴先(きむ みょんそん)さんは韓国の人。韓国では人間国宝に当たる僧舞の師範で今も現役の舞踊家。昨夜お会いした男性の名は足立さん。プラス僧舞のお弟子さんの韓国人女性と我々入れて5人が椅子に座る。副住職の後を金住職が静々と本堂へ。開教偈に始まり、般若心経、回向文まで約20分のお経が終了後、朝食まで金住職の講話。22年前、韓国から僧舞の公演で来日し、今日までの自分の運命のお話だった。胸にジーンと来る。
7:00から朝食。金住職が同席。iPadで写真を見せてくれながら講話の続きを聞く。山門に見覚えのある姿のシルエット。何と!ローズだった。思わずハグ。我々が、ちょっと早めに出発してたら再会できなかった・・。「縁」という言葉を実感する毎日だ。 雨の旅支度して遅めの8:45に大日寺を出発。
10:10 第十四番札所「常楽寺」に到着(大日寺から2.3km)。常楽寺はゴツゴツした岩の上にある寺。カッパを着たり脱いだりいろいろが不便。この不便性が修行かな・・なんちゃって。昨日電話をもらった高橋さん、予定より早く常楽寺まで車で来ていた。暖かいコーヒー、ケーキ、おかきなどを頂く。八十八ヶ所のお札も。ありがとうございました。お接待に感謝。
10:45 第十五番札所「国分寺」に到着(常楽寺から1.5km)。雨も上がり、至る道は空気も澄んで清々しく歩ける。国分寺は本堂が工事中で仮本堂、太子堂でお参り。「仮」でも御利益があるのかなぁ〜。参拝者は少ない。
11:15 第十六番札所「観音寺」に到着(国分寺から1.7km)。雨は小雨。境内は狭い。自転車で回る青年に会う。実家は兵庫で高知の大学をようやく卒業し一人でお遍路を自転車で巡っている。焼山寺への坂道は自転車でもキツかったらしい。自転車でのお遍路を自転車好きの石田がかなり興味を示していた。
12:00 昼食。観音寺の近くの「うどん屋/ぬまた」というノボリに釣られて入る。池上「肉うどんとおにぎり2個」。石田「カツ丼」。黒澤「鍋焼きうどん」を食べる。
13:30 第十七番札所「井戸寺」に到着(観音寺から3km) 今日最後の札所。比較的広い敷地に立つお寺。お参り終えて徳島市内の初日に泊まったホテルに再び向かう。
14:30 市内に入り、ジョイフルというファミレスで1時間ほど休憩。新町川に着いた時にホッとし足早でホテルへ。
16:45 ホテル無事に到着。カッパ脱ぎ、リュックを下ろし、靴を脱ぐ。雨と汗でグッチョリポン。気持ち悪し。
17:30 6日目(旅程半分)の夕食へ。 フロントで教えてもらった「菜の花」というお好み焼き屋に行くが、まだ空いてなく、初日に行った「や台寿司」へ再び。半額ビール、半額すだちハイボール飲んでゲソ60円、サーモン100円握りを食べ、お好み焼き屋へ。すだち酒1本空ける。 二人は酒が強く、帰りにコンビニでまた酒を買っていた。僕はもう疲れもありベロベロ。ぬるめの風呂に浸かり足を揉む。 明日は唯一の休息日。台風が接近する。休みで良かった。スケジューリングしてくれた石田に感謝。 日記書きながら寝てしまう・・。疲れた。
今朝は5:30に起床。6時からのお勤めに参加させて頂きその後、ご住職・同宿の方と記念撮影。外は台風22号の影響か、小雨が降ってます。これから出発します。
大日寺を出発しようと思ったら、何とローズさんが歩いてきた。しばらく歓談しまたの再会を祈願してお別れ。
朝から十四番札所常楽寺、十五番国分寺、十六番観音寺を周りました。常楽寺では、焼山寺・神山温泉でご縁のあった高橋さんからコーヒーお菓子のご接待を頂き、なんと四国八十八ヶ所の御影札一式を頂戴しました。感謝、感謝です。
取り敢えず前半の十七番札所まで終わり、徳島市まで歩いて帰りました。では乾杯!
【ぐだぐ駄句】
♪ 秋雨の 滴り落ちる 遍路笠・・・池上
♪ 秋雨や じっとしている 寺の猫・・・石田
♪ 霞む山 ススキを濡らす 遍路雨・・・黒澤
前列真ん中が金住職。左は先達の足立さん。後列左は僧舞のお弟子。
宿坊での身仕度。 ローズと再会。
明るく楽しく行動力のある高橋さんと。
岩盤に立つ常楽寺。
修復中の国分寺の山門前にて。
お遍路ハウスにて
井戸寺山門前。 「や台寿司」で再び半額ビール、旅程半分達成に乾杯!

10月29日【巡礼第6日 休息日】徳島市内
ハイパーインメイアップ徳島泊

【巡礼6日目・休息日】雨のち曇りのち晴れ
3:30 明け方、大阪弁の酔っ払いがホテルの廊下で鍵が開かないと喚き、その声が30分以上続き眠れず・・。5:00に起き、日記をアップ。
7:00 朝食。このホテルの朝食は600円で値段の割にバイキング方式で品数豊富!皆満足。 9:50 雨の中タクシーでイオンシネマ徳島へ。池上さん推奨の「ブレイドランナー 2049」を観る。人間の魂にまで踏み込んだ作品に「この巡礼の旅がダブって見えたよ」と池上談。
15:20 一旦ホテルに戻る。3日ぶりの洗濯。石田が仕切り行ってくれる。ありがとう。 その間、池上さんと僕は「阿波おどり会館」へ。15:00からの実演を観る。高円寺の阿波おどりは見たことあるが、本場徳島では初めて。司会のおじさんは関西弁で小気味好く客とやりとり。観客へのサービスか、舞台に呼び込み阿波おどりの踊り方の肝を指導してくれた。池上さんが勇んで参加。なかなかの度胸と踊りに感心する。 外に出ると、雨が上がり青空が見えてきた。明日は晴れる!。
17:00 石田と待ち合わせまたまたあの「や台ずし」へ。顔馴染みになった店員の古川さんに今日の報告。半額ビールで台風回避と明日からの無事のお遍路を祈念して乾杯。すだちサワー数杯、秋刀魚、握り寿司、手羽揚げなど頂きお開き。締めて一人3000円。安い!二人はファミマでまたまた部屋飲み用も酒を買っていた。僕は麦茶のみ(笑)。
明日の準備をし、直虎と日本シリーズをザッピングしながらTVみる。 貴重な休息日はこうして終わる。 足のダルさが軽減され、階段上り下りも楽になった。 参覲交代の時も感じたが、1日休むことの意味が体感できた。
今日は休養日でした。朝から映画、阿波踊り会館、で、も うサンマで飲んでいます。
明日は三十キロ歩きです。
【ぐだぐ駄句】
♪ 休養日 台風北へ すだちかな・・・池上
♪ 台風一過 明日は恩山 立江寺へ・・・石田
♪編笠や 色香が匂う 阿波おどり・・・黒澤
乾燥をホテルの方がやって頂き感謝。
いつもの「や台ずし」で乾杯。

10月30日【巡礼第7日 26.5km】18番恩山寺〜19番立江寺
鶴風亭泊

【巡礼7日目】曇りのち晴れ
5:00 起床。台風22号が比較的静かに去り今日から最終日まで晴れの予報。ラッキー。お大師さんの導きか!?。昨夜アップできなかった日記を書き上げる。
7:00 バイキング朝食。4日ぶりの「わろてんか」をBSで観る。思った通りあまり進展してなかった(笑)。その前に再放送してる「花子とアン」の方が面白いかも。「こころ旅」に偶然、徳島が。我々が歩いた吉野川と潜水橋(せんすいきょう)を火野正平が自転車で通過した。ホンマに偶然(笑)。
8:05 ホテル出発。台風一過ながら肌寒く曇りながらも遠くに青空が見える。
9:40 徳島南バイパス沿いの日産ショップでおしっこ休憩。バイパスには平均的地方郊外のように中古車販売店とか、チェーン系レストラン、コンビニ、葬儀屋などが並ぶ。
9:55 小松島地区で池上さんが女性の時計を拾った。近くの小松島警察署に届ける。そこで20分ほど消耗。
10:40 恩山寺に向かう途中に源義経の小松島上陸記念の碑あった。1189年に讃岐屋島から暴風雨のため摂津経由でここ阿波勝浦(今の小松島市)にで辿り着いたらしい。そもことが書かれていた。「義経ドリームロード」として観光化されている。
10:50 第十八番札所「恩山寺」に到着(ホテルから11.7km) 着いたかと思ったらそこから10分ほど緩やかな勾配を登ってようやく古い山門に到着。記念写真パチリ!そこからまた上り、手水のあと鐘を撞き本堂、太子堂へとお参り。途中に弘法大師さんの5mブロンズ像がそびえる。参拝者3〜4人パラパラと出会う。我々以外はほぼ車巡礼の人だった。
11:30 中途半端な時間になったが昼食前に「立江寺」にお参りすることに。
12:20 第十九番札所「立江寺」に到着(恩山寺から3.6km) 聖武天皇の妃光明皇后ゆかりの赤い白鷺橋を通って立江寺へ。門前町的な家屋が続く。石の小太鼓橋を渡り本堂へ。愛想なしの仏頂面納経場のスタッフ。少し笑顔があってもいいんじゃない?。立江寺前、道挟んで向かいに饅頭屋「酒井軒本舗」の黒米小豆餡の「たつえ餅」100円。旨かった!でも接客してくれた女性(若女将か?)も立江寺と同じく愛想なし(笑)。
13:45 ネットで調べてお遍路ルート唯一のうどん屋「みぽりん」(結果オーライ)に入る。牛スジぶっかけうどんとチラシ寿司(池上=おにぎり2個、石田=お稲荷2個)を注文。うどん以外は無料にして頂き、前庭に実る大好きな柿も頂き、全てご接待。納め札を手渡し感謝。
14:35「みぽりん」出発。田んぼ道を抜けてバイパスを南に 歩く。風が冷たくて気持ちが太陽が出ると暖かい。地を見ながら、山や空を見上げながら歩いていると、子供の頃のこと、早くに亡くなった親父のこと、前職時代や今お世話になっている方々など「ご縁」があった人達のことを思う。毎日食べて出す。今生きている。いづれ死んで無くなる。
16:30 道の駅経&コンビニで酒買って民宿に向かう。どこからともなく尺八の音色が聞こえてきた。何とそこが今日の宿泊先「鶴風亭」だった。ご亭主の趣味が尺八作りと演奏。これまでの中で一番早い明るいうちの到着。亭主の手創りの竹で出来た囲炉裏付きの部屋に通され思いリュックを下ろす。順次風呂(これも亭主の手作りの石風呂)に入り30km超えの歩行疲れを癒す。この多趣味な亭主は元徳島バスの運転手。お地蔵を岩に掘ったり、鶴林寺のお遍路さんのために竹でベンチを作ったりと地元新聞に何度も記事になっている有名人だった。
18:00 夕食。おでん、辛子こんにゃく、茄子餡掛け炒め、ポテトサラダなど手作り料理。持参のビールで乾杯!女将さんと歓談しながら美味しく頂く。 食後、「鶴瓶の家族に乾杯」「吉田類の酒場放浪記」(池上さん推薦)を見て寝る。このような番組がジーンとくる環境にいることを感じた1日だった。
朝8時にホテルスタートし恩山寺10時半到着。その後立江寺に12時半到着。只今「うどん みぽりん」で昼食休憩中。スジ肉ぶっかけうどんを注文したら、いなり寿司をご接待で頂きました。おまけに柿まで頂戴しました。
今日も無事にお宿到着。おでんで乾杯! 夕日が綺麗でした。
【ぐたぐ駄句】
♪ 風寒し 菅笠押さえ 急ぐ路・・・池上
♪ 秋へんろ いろいろな事 思い出す・・・石田
♪ 堕ちみかん 甘く切ない 日暮れかな・・・黒澤
義経ドリームロードの「弦巻坂」にて。
恩山寺山門。
立江寺。
みぽりんで柿を頂く。
さて「みぽりん」はどちらでしょう? 赤いエプロンの女性が美穂さん。元保育士。
おでんで乾杯!

10月31日【巡礼第8日 13.5km】20番鶴林寺〜21番太龍寺
龍雅荘泊

【巡礼8日目】快晴
今日はとんでもないハプニングが・・。
幸い中の不幸?不幸中の幸い?どっちやねん!(一人ツッコミ)
5:00 起床。昨夜アップ出来なかった日記を書き上げる。
7:00 女将手作りの朝食を頂く。昼飯の大きなおにぎり2個、バナナ、お新香を持たせてくれた。清算後納め札を手渡し感謝。
8:20 鶴風亭を出発。今回二番目に高い500m級の山を2つ上り下りる。勾配15度〜25度の斜面道にはコンクリート製の丸太擬きの階段が延々続く。ワンステップ20cmだとすると約2500段の階段を上ったことになる。藤井寺〜焼山寺の「遍路ころがし」に比べると大したことが無いがキツイ。
9:50 第二十番札所「鶴林寺(かくりんじ)」に到着(鶴風亭より4km) 標高550mの鷲が尾頂上にある。弘法大師によって開創された。大師がこの山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を鶴林寺にしたといわれる。狛犬ならぬ阿吽の鶴が本堂の下手上手に一羽づつ鎮座していた。 登坂途中にアムステルダムから来た男性と、ケルンから来た男性と遭遇。記念撮影し一緒に本堂まで上る。台風の2日間も歩いたらしい。お経をしっかり読み上げているのには驚いた。トイレ行く途中にくノ一西畑さんとまたまた再会。元気元気。 次のお山の頂上にある太龍寺に向かって山を下る。下りだがかなり膝にくる。箱根マラソンの下りを疾走する選手の膝がどうなっているの?という疑問を感じるくらい膝に圧力がかかり痛む。
11:55 大井小学校の近くの途中休憩所で女将から頂いたおにぎりを頬張る。快晴の空と色付き始めた山並みを見ながら頂くおにぎりは旨い!。遅れて再びくノ一西畑さんが合流。一緒に昼食。彼女はこのまま続けて高知のお遍路も歩くみたい。スゲ〜。
12:30 休憩所出発。水井橋を渡りわたり、太龍寺に向かう。また上りに入る。白水しぶきを立てて流れる川が眼下にみえる。眠気が急に襲う。
14:30 第二十一番札所「太龍寺」に到着(鶴林寺から5.1km) 奥の院を連想させる杉の山道が200mほど続き「西の高野」とも称される。四国山脈の東南端、標高618メートルの太龍寺山の山頂近くにある。樹齢数百年余の老杉の並木が天空にそびえ、境内には古刹の霊気が漂う。 あのドイツ人&オランダ人がこの寺が一番素晴らしいと言っていたが、その通りだった。建物の存在感もそうだが敷地内の本堂、太子堂、不動明王堂などの配置や、燈明の照明演出が素晴らしいと感じた。
15:40ごろ、今日の宿泊先「道の駅そわか」に向かう山中で池上さんが「残る札所は2つ。なのに3日もある。何で?」と疑問を呈す。立ち止まりスケジュール表を見たら、なな何と!!。10月31日が抜け、10月30日の次が11月1日になってて1日少なく予定が立てられてた。ワチャ〜。「道の駅そわか」始め、残りの宿泊先に電話し1日前倒しに予約変更出来たが、その後残距離判断ミスも判明し「道の駅そわか」を急遽キャンセル。 いろんな偶然や神がかりが起きた結果、明日一番で行く平等寺の近くの偶然見つけた民宿「龍雅荘」に投宿することに。 自己嫌悪、焦燥感、瞬間判断、臨機応変、チームワークそして「神がかり」・・。旅は実に面白い。
18:00 風呂に入り、別客と4人で夕食。レトルト丼(池上、黒澤は親子丼、石田は中華丼)を頂く。明日の朝食は、(おそらく)ロビーの棚中のカップ麺。 こんな夜になるとは2時間前までは想像もつかなかった。 何がラッキーで、何がアンラッキーか分からない。 瞬間瞬間、幸と不幸が反転し、また反転する。まさに人間万事塞翁が馬かも。 こうしてスケジュール表になかった幻の10月31日が静かに暮れていく・・。 そして明日は明日の風が吹く。
朝7:00から朝食。8:20宿を出発。鶴風亭のおかみさん、ありがとうございました!
標高550m鶴林寺目指して山道を登ります。ふーっ、疲れる〜!只今休憩中。
9:45鶴林寺到着。参拝の後、またまた「くノ一西畑」さんに遭遇。ドイツ人とオランダ人の二人組みは般若心経を日本語読みで唱えていました。
鶴林寺から500m下った休憩所でお昼休憩。鶴風亭のおかみさんがオニギリ二個とバナナを持たせてくれました。大人の遠足です。
昼休憩地点から再度450m登り何とか「二十一番札所太龍寺」到着。太龍寺は荘厳でした。その後山を下り、色々と問題もありながら今晩の宿舎に入りました。人生と同じ、お遍路も山あり谷あり、の一日でした。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路宿 光る秋星 曇る窓・・・池上
♪ 蛇とかげ にゅろちょろ走る 山の秋・・・石田
♪ 秋の夜に 独り笑ろうて 日記付け・・・黒澤
鶴風亭の朝食。 鶴風亭の女将と。
鶴風亭の亭主の尺八工房。
3人の相棒杖。 鶴林寺出前にあった鶴風亭亭主作の竹ベンチ。
疲れたび〜 左がオランダ人、次がドイツ人。
鶴林寺では仁王像の代わりに鶴が。くちばしが「あ」と「うん」になってます。
吽。
鶴林寺山門。 再び、くノ一西畑さんと。
後方の背中の方がドイツ・オランダの方。
太龍寺山門。
太龍寺の本堂。
太龍寺の廊下に描かれた龍絵。

11月1日【巡礼第9日 25.0km】22番平等寺
ゆき荘泊

【巡礼9日目】快晴
6:30 起床。民宿が20時過ぎから朝まで無人になるので、朝食は宿に備えてあるインスタント焼そば(¥200)と、徳島イオンのアンケートしてもらったオニオンスープと石田から貰ったコーヒーで済ます。皆同じ。
8:25 昨日助けてくれた「龍雅荘」に一礼して出発。山のアスファルト道をダラダラと上る。
9:00 今回最後の山道「大根峠」(標高250mほど)に差し掛かる。仕事の電話が入り出遅れて登る。あの丸太階段がキツイ。二人になかなか追いつかない。参勤交代の時は旧碓氷峠越えた軽井沢辺りから豆が複数できて難儀したが、足・膝・腰は全員今日まで問題無し。
9:20 ようやく木の株で休む二人に追いつく。大根峠は土が剥き出しの道幅の狭い細い切り通しのような峠であっさり越えた。
10:20 峠越え下る。六角形のログハウスのようなお遍路休憩所で休む。新宿から来られた本保(ほんぽ)さんという中年女性と一緒になり話す。初めてのお遍路を一人で高知県内まで歩くとのこと。凄いパワーだ。今夜は一緒の民宿「ゆき荘」に泊まるらしい。
10:50 第二十二番札所「平等寺」に到着(龍雅荘から11.1km) 平等寺は山を背にして建つ。弘法大師はこの寺でも100日の修行したらしい。加持水求め掘った井戸が残っており、今でも霊水として飲めるようになっている。人々が平等に救済されるようにとの願いを込め命名された。本尊は薬師如来。
11:30 平等寺を出発。朝食が軽めのだったので腹が減る。近くに店もコンビニも無くおにぎり買えずそのまま今夜泊まる民宿のある海部郡由岐を目指す。国道55号を歩く。途中今回初めてのトンネル、鉦打トンネルと、福井トンネルを抜ける。入り口ボタンを押すと「歩行者通過中」のサインが点滅した。お遍路への気遣いは流石。
13:40 旧道のお遍路道に入り、ようやく小さな阿部商店という酒屋を見つけ昼食にありつける。池上さん、石田はあんぱん、カッパえびぜん、ビール、バナナ。僕はクリームパンとミカン、お茶。道路脇のビールケースに腰掛け、ヤマト宅配便の旗を背にして遅い昼食を頂く。周りは山並みが連なり野鳥が飛び交う。空は真っ青。長閑な田園風景が広がる。 そうこうしている内に、お遍路休憩所で会った本保さんが合流。一緒に歓談。
15:00 お遍路の旅で初めて海を見る。山の間に微かに臨む太平洋がキラキラ輝く。何だろうこの安堵感は・・。山登りで疲れた身体が解れる。ゆき荘まで僅か元気が出る。 途中に「カニ注意」看板あり、こんな山中に!?とビックリ。アカテガニというカニが6月〜9月の間に産卵にために山を登り、道路を横断するのでその注意喚起。
15:40 由岐駅到着。「人が少ないね〜。誰も居なわ〜コンビニもないかもね・・」と話してたら後ろからジャージを来た男性に聞こえたみたいで、笑っていた。コンビニかスーパーで買い物して、ゆき荘に行きたい旨を話すと親切に店まで案内してくれ去っていった。いつもの部屋飲みの酒、つまみを買い道でウロウロ「ゆき荘」探していたら、またまたその男性が近づいてきてご港の防波堤に側に建つゆき荘を教えてくれた。今年3月まで川崎市で働き定年で故郷に戻って来たらしい。僕ら東京から来たことを知って親切にしてくれたんだと思う。
16:00 無事に「ゆき荘」(地名の由岐は「ゆき」と読む)に到着。昨日、日付間違いで予約変更した際に電話に出た声が大きく元気な男性が応対してくれる。ここの息子。部屋に通されて何と!40畳の大部屋に布団が3つ敷いてあった。こんなデカイ部屋に寝るの初めてで3人で驚く。海が一望。 リュックを下ろすとドドっと疲れが出る。早々に風呂に入り湯船の中で足揉み、筋肉使って解し。大きなガラス窓から山、海、月が見える。ホッとする時間。格別。10分遅れで本保さん到着。一諸にで乾杯!海の民宿ならでは、海の幸満載の夕食を頂きながら、お遍路仲間と情報交換する。これも楽しみの一つ。
21:00 前に黒澤のみダウン。2人の談笑の声を子守唄にして先に寝る。
0:30に暖房と電気のゴ〜、ブ〜ンという音で目が覚め寝付けず起きて日記を書く。
2:30に再び眠る努力をするが・・。 明日はいよいよ今回の区切り打ち最後の札所「薬王寺」へ。 これで終わるのが、何か寂しいという気持ちになる。 池上さんもそう言っていた。 お遍路は麻薬性が強い。ハマるとやばいらしい。
今日も一日、楽しく歩きました。太平洋の美味しいお料理堪能しました。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路道 心無になる 下り道・・・池上
♪ 小春日に 笑顔こぼれる へんろ小屋・・・石田
♪ 山越えて 海を照らすや 秋の月・・・黒澤
龍雅荘を出発する。
ありがとう!龍雅荘と裏山。 これから大根峠に向かう。
大根峠の手前にて。 お遍路小屋で本保(ほんぽ)さんと。
遍路小屋47番にて。22番札所平等寺へ。 左がオランダ人、次がドイツ人。
大師堂からの階段。
阿部酒店前での昼食。 本保さんと再会。
やっと昼飯。
鈴鳴らし 足軽三人 由岐目指す アカテガニ注意看板。
由岐の港に到着。 弘法の霊水。
今日は早めに宿に到着。風呂に入ってまず一杯。
夕食。乾杯!

11月2日【巡礼第10日 28.8km】23番薬王寺
民宿杉本泊

【巡礼10日目】快晴
昨夜のブ〜んという電気音は朝まで止まらずうつらうつらで5:30に目が覚める。眠い。
6:30 朝食。
7:30 身支度しながら不評の「わろてんか」と好評の「こころ旅」を見る。こころ旅は火野正平が徳島県に入り、僕らが歩いた吉野川の潜水橋を渡り中洲の畑を走っていた。
8:10 民宿「ゆき荘」を出発。岩と砂のバランスが良い田井ノ浜を見下ろす。絶景。
9:30 海沿いを歩く。途中に「俳句遍路道」があった。細い遍路道に木柱に書かれた一般遍路の俳句が並ぶ。投句箱が設置されてたので石田と一緒に駄句を投げ入れる。
【石田の投句】
♪ 蛇とかげ にょろちょろ走る 山の秋
♪ 赤とんぼ 水平線に 消えていく
♪ 小春日に 波音聞ゆ へんろ道
【黒澤の投句】
♪ 友と往く 歩き祈りて 秋遍路
♪ 田井ノ浜 空に大きく オリオン座
同宿で先に出発した本保さんや北海道恵庭市お遍路されてる女性を抜きつ出会いつ歩く。 本保さんとは投句箱があった休憩所で別れたのが最後。土佐お遍路も頑張って下さいと祈る。
11:00 えびす洞を通過すると真下に広がる美しい浜が眼下に見えた。毎年6月〜8月、この浜に海亀が産卵に来るらしい。それに因み美波町の町興しゆるキャラは「ウエルカメ」。
11:30 第二十三番「薬王寺」に到着(ゆき荘から10km) 今回の阿波区切り打ち最後二十三番の寺。聖武天皇の命により行基が創建したという。その後空海が本尊として薬師如来を彫り再興。「厄除け寺」としても有名で代々天皇がお参りしたらしい。本堂、大師堂、陽に輝く赤と金の多宝塔の中を見学。地下には金ピカの薬師如来像と地獄極楽絵が展示されていた。 焼山寺で初めて会って以来、何度かお会いしている高橋さんご夫妻とまたまた薬王寺で再会。お世話好きな「追っかけお遍路」なのかも。今回も手作りの柚味噌を頂く。感謝。 薬王寺前でパチリ!ご主人はパーキンソン病を発症し身体と会話が不自由。でも今日はしっかり話が出来て嬉しかった。
12:30 ゆう荘の女将から聞いた「天花」と言うお好み焼き屋で昼食。大阪風で美味しかった。 今日は、打ち上げて帰京する日だったが、あの10月31日の消滅のお陰で「おまけの日」。 次回の土佐巡礼に備え、出来るだけ距離を稼ぎ高知県室戸市に近いところまで歩いておこう!ということになり牟岐駅まで歩くことにした。 途中で日本語も英語も話せない変な台湾人お遍路と出会う。今夜泊まれる善根宿を知らないか?とジェスチャーで聞いてくるが、要領を得ない。離れたりまた追いついたりでズーッと後を付いて来る。
15:00ごろ 美波町と牟岐町の町界。55号線の上であのくノ一西畑さんに偶然に再会。ホントにビックリ!我々がスケジュール間違いしなかったら、また西畑さんが体調崩し牟岐に移動して薬王寺へ逆打ちしなかったらこの再会はなかった。これもご縁か。 盛り上がっているところまたあの台湾人お遍路が追いついて情報通の西畑さんに聞いている。結果、我々と一緒に牟岐の善根宿を探すことになりその後2時間ほど夕暮れの55号線を歩くことになった。 歩いていると汗が目に入る。メガネの僕はいちいちメガネを外し拭う。菅笠の紐に引っかかり面倒。 3人が歩く姿影は足軽が槍を担いで歩いいるみたかった。 また背嚢と38銃を担いで歩く歩兵部隊にも。昔の兵隊はもっと重い荷物を背負っていたんだろうなあ・・。そして敵が来たら疲れた身体で戦う。過酷だったろうなあ。戦争で9人殺したらお手柄!平時で9人殺したら大事件。
17:45 無事に牟岐駅のそばの「民宿杉本」に到着。石田はあの変な台湾人を見つけてあげて宿まで送る。最後まで面倒をみた石田に拍手!!でも彼からはお礼の言葉もなかったらしい・・。変な遍路! 19:00 今回の打ち上げに乾杯!!お疲れ様でした。 明日はもう少し土佐室戸まで歩き東京に12日ぶりに戻る予定。 まずは健康に感謝。天候に感謝。読者の皆様に感謝。
明日一日でこの日記も終了します。
朝8時半に宿をスタート。海沿いの道を歩き、二十三番札所薬王寺に到着しました。
焼山寺他でお会いし、多くのご接待を頂戴した高橋さんが待っていてくれました。
【今日のぐだぐ駄句】
♪ 徳島路 出会い別れの 薄紅葉・・・池上
♪ 秋の暮れ 三四が急ぐ 山の道・・・石田
♪ 夕暮れに 揺れて輝く ススキかな・・・黒澤
小さく写る池上さんと石田。田井の漁港にて。
海亀の産卵砂浜。 海ガメの産卵地、大浜海岸。
日和佐の町
多宝塔。 高橋さんご夫妻と薬王寺の前にて。
次回の土佐遍路最初の札所「最御崎寺」まで90km。
くノ一西畑さんと偶然の再会。

11月3日【巡礼第11日 4.6km】
徳島空港発→羽田空港着

【巡礼11日目】晴れ
5:00 起床。
7:00朝食。サヨリの干物、ほうれん草と竹輪の和え物、玉子巻き、海苔、味噌汁。「わろてんか」と「こころ旅」(勝浦川近辺)を見ながら身支度。
8:05 「民宿杉本」を出発。清い牟岐川を見ながら国道55線を鯖瀬駅に向かい西に歩く。今日は文化の日で全国的に休日。海では阿波のサーファーが朝日浴びてサーフィン。5km弱の短い道のりなのにトンネルが3つも。歩道が付いてたんで安全に通過。海と山が重なり畝る。今日で最後かと思うとちと寂しくもあり、心に刻み踏みしめて歩く。
9:15 鯖大師堂の看板が見え鯖江駅が側に。時間が予定より早く着いたので鯖大師堂に寄ろうと道を渡った瞬間に向かいの「さばえ大福」の店から、なんと!くノ一西畑さんが飛び出して手を振りカメラを向けた。待ち伏せしてたようなグッドタイミング!最後の晩餐ならぬ「最後の大福」を一緒に食べる。鯖瀬駅まで見送り来てくれる。思えば10月23日、金泉寺のそばの「こんせんうどん」で偶然遭遇してから12日目の今日まで、出会ったり別れたり、また出会ったりのくノ一さんだった。お遍路中にいろんな方々と出会った中で一番印象に残ったお遍路さんだった。感謝。
9:55 西畑さんに見送られて徳島行きのディーゼルカー(軌道車)に乗る。乗客が少なくリュックを棚に乗せシートにどっかり。この「阿波室戸シーサイドライン」は国道55号線と沿いながら走っている。昨日由岐から歩いた道を「あそこ歩いたね!」「あそこで休憩したね」など話しながら窓から追う。歩くことは虫の目。電車はチータの目。早い!。 列車の中で爆睡する。起きたら二人も寝ていた。写メしてFBにアップ(笑)。
12:09 3度目の徳島に到着。徳島ラーメンで腹ごしらえし、12:50の高速バスで空港に向かう。 ANAカウンターでチェックイン。菅笠と金剛杖はエアキャップで包んで大切に預かってくれた。リュックも預ける。買い物の後出発ロビーのレストランで完歩を祝い乾杯! 誰が晴れ男が知らないが、ホントに天気に恵まれたお遍路だった。
16:20 定刻に離陸し羽田へ。今日は晴れて上空から大河の吉野川や徳島市内が見えた。再見を期してさよなら。機体は雲の中へ。
予定時刻より早く17:20に羽田空港に着陸。 お疲れ様でした! 本当に応援の数々、 ありがとうございました。 感謝のみ。
池上より〉 この地球上で、自分の存在とは何であるのか?私がお遍路をしようと思ったキッカケです。今回図らずも黒澤、石田両君と区切り打ちをしましたが、その答えはまだ見えていません。途中出逢った歩き遍路の皆さんは、私よりもっと深い何かを秘めて黙々と歩いていらっしゃいます・・・。
石田より〉 12日間を無事に歩き終え、次回お遍路がまたまた楽しみになりました。 帰ったら早速次回工程表作成に取り掛かります。
いよいよ今日が最終日。次回の遍路に備えて牟岐から一駅先の鯖瀬まで歩きます。
鯖瀬駅前の大福屋さんでまたまた「くノ一西畑さん」に遭遇。
大福を食べ歓談の後9:55の汽車で徳島に向かいます。
昼食に徳島ラーメンを食べ、バスで徳島阿波おどり空港へ。
ロビーにて打ち上げです。お疲れさまでしたー。
【今日のぐだぐ駄句】
♪ 遍路路 行きは10日で 帰り2時間・・・池上
♪ また来ます 想いを残す 文化の日・・・石田
♪ 朝日記 今日で終わりか 遍路旅・・・黒澤
〈別句〉♪ 阿波の海 若者どもが 朝サーフ・・・黒澤
民宿杉本を8時05分に出発する。
くノ一西畑さんに再会。大福餅をたべる。
鯖瀬駅にて。
徳島行きの列車に乗りました。 お疲れモード(-_-)
12日間お疲れ様でした♥

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