KANABI あ・そ・び・隊 あそび隊 かなび 歩き隊 中年関東歩き隊bar_red
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2017年10月23日 羽田空港発→徳島空港着 
ハイパーインメイアップ徳島泊

9:40 自宅をでる。昨夜は台風と選挙でてんやわんや。徳島便無事に飛ぶようだ。ホントに助かった。これもお大師さんのお陰か。池上、石田両氏と空港で合流。ビールとカレーで無事の旅を祈念。
14:20 徳島便90分遅れで離陸。空は台風一過で真っ青。
16:09 初めて降り立つ徳島空港。快晴。気温20度。
ハイパーインホテルにチェックイン。朝食付きで¥5000。3人で夕食に出る。
「や台寿司」で18時から21時まで飲む。店スタッフ古川さんや形山さんや京都、香川から来たお客との交流もあり腹一杯食べ飲めて良かった。
池上、石田両氏といよいよ明日から四国八十八ヶ所巡礼をスタートします。正に初めての巡礼。昨年の参勤交代ウオーキングとはまた別の感慨があります。さてどうなるか・・・。
【今日のぐだぐだ駄句】
♪ いざ巡礼 青く染まりし 空と海・・・黒澤
♪ 空と海 越えて降りたる 阿波の国・・・池上
♪ 阿波の国 遍路もうどんも 待っていろ!・・・石田
お遍路3人組、集合完了。 徳島の夜。明日からの修行行脚?に備えて英気を養ってます。

10月24日【巡礼第1日 17.2km】1番霊山寺〜5番地蔵寺 
安楽寺泊

【巡礼1日目】快晴
6:30 起床。風呂浴び今日の第一日目の無事を祈る。
8:46 高徳線にて板東駅に向かう。電車の中で台湾とフランスから巡礼に来た女性二人と同席に。早速石田がナンパ。一気に打ち解ける。台湾人のアンニさんは、何と!たった2回の区切り打ちで結願。フランス人のローズさんは、世界遺産モンサンミッシェルの近くの村からたった一人で巡礼に来たとのこと。ビックリ!
9:03 板東駅に到着。ローズさんも我々と一緒に歩くことに。
9:30 第一番札所「霊山寺」に到着。早速、境内の販売所で菅笠、金剛杖、蝋燭、線香を購入。これからお大師さまと「同行二人」がスタートするという実感がワクワク。 3人とも初めての巡礼で、いささか緊張する。まず山門には右足から入る。手水場で身を清め、本来、本堂から参拝するところ太子堂からお参りしてしまう。鐘をつくのも失念。あちゃー。蝋燭を献灯、お線香3本を献香、お賽銭を入れ、勤行(ごんぎょう)。メインの般若心経の前後に10のお経を読まねばならず、これを全て読むのは正直大変。納め札を納め、納経帳に朱印と墨書して貰い(300円)完了。結局一つの札所に記念撮影&見学込みで正味30分から40分かかる勘定。フ〜。 815年(弘仁6年)このお寺で弘法大師が21日間修行したという言い伝えがある。 山門で、ローズさんと4人で初の集合記念撮影。ハイ!パチリ! 道路に緑線が引かれていて遍路の印。これを辿ると次の札所に行けるらしいが、途中で消えた(苦笑)。
10:30 第二番札所「極楽寺」に到着。(霊山寺から1.3km) ここは安産祈願のお寺で、カップルの参拝者も多いらしい。金ピカの阿弥陀如来があるということだが見過ごす。失敗。ここから反省を含め水場で身を清めた後に、鐘を撞く。う〜ん、心にジーンと響く。ありがたや〜。石田が「あっ!、猿、お猿、ほらほらあの木の上に!」猿も参拝極楽寺。 思ったより道がフラットでアスファルト道が続く。時々側溝の蓋の穴に金剛杖を突っ込み折れそうになる。これ危険(苦笑)。
11:30 第三番札所「金泉寺」に到着。(極楽寺から2.6km) 弘法大師が手植えしたと言われる樹齢1200年の大杉がそそり立つ。そこに縛ってある紅白の綱を掴むとパワーが貰えるという言い伝えが。太子堂の裏に弘法大師が掘ったという黄金の井戸があり、自分の顔が映ったら長生きできるということで、4人が映すと何と!全員の顔が映りホッとする(笑)。
12:30 初日の昼食は「讃岐うどん/こんせんうどん」という、うどん屋に入る。しかしそこは讃岐うどん屋ではなく徳島うどんの店だった。金泉寺で石田が「近くで美味しい食べ物屋はないですか?」って聞いたら「あなたは香川県の人ではないよね?」と聞かれて、このうどん屋を紹介された。その理由が分かった次第。でも食べたかった「徳島うどん」食べられて良かった(笑)。「こんせんうどん」(800円)食す。牛肉と生卵と海老天が入って柔らかい甘目のうどん。これはこれで美味かった!! 食後は今日一番の距離を歩く。山道、竹林、ぬかるみなどお遍路らしい道が続く。草に足を取られてすってんころりん。途中自転車に乗った81歳のお婆ちゃんと遭遇。親切に案内してくれ「愛染院」(地元の赤澤信濃守の墓があり)で休憩。
15:08 第四番札所「大日寺」に到着(金泉寺から5.1km) 今日の一番高いところにあり、長い距離を歩きクタクタ。山門が改修中で迂回路から入る。シカゴから来た中年夫婦と出会う。もともと東京にも在住して日本語が少しできて話する。そろそろ夕方の光に。道道に柿がたわわに実り、老夫婦が収穫していた。一個ぐらいくださるかと思ったが甘かった。柿も甘いダロウなぁ・・。 ローズさんのリュックは12kgもあり、肩に食い込んでいる。40歳という若くもない身体にはキツイみたい。日常はあまり歩くこともなく初挑戦らしい。
15:40 第五番札所「地蔵寺」に到着(大日寺から1.7km) 途中、五百羅漢が安置している館に立ち寄り、同じ敷地内の地蔵寺に到着。新しい八角堂と古い本堂のコントラストがいい。うどん屋で遭遇した日本人カメラウーマンと再会。偶然ローズさんと同じ安楽寺の山門2階で泊まることが分かり紹介する。何と!英語がベラベラ。ローズさんも安心したみたい。 さ、これからが大変。17:00までに本日最終訪問札所の安楽寺に着かないことが判明。この地蔵寺の大きなイチョウの木の下でユックリ身体を休める。 ローズさんの夕飯と我々の晩酌用の酒を買うためにセブンイレブンに立ち寄る。郵便局にも。
17:50 本日最終予定の「安楽寺」に到着したが時間切れで参拝できず明日朝に参拝することに(地蔵寺から5.4km) この5kmはシンドかった。すでに野焼きの煙、雲が赤くなり、里の秋を堪能しながら急ぐ。日が沈み周りはもう暗く、石田がヘッドライトをつけて歩行。ようやく18時近くに到着。すでにあのカメラウーマンが到着して山門の2階にいた。ローズさんもホッとしたようで僕らもホッとする。我々の宿坊にようやく到着。宿坊らしくない近代的な宿でビックリ。高野山高校の托鉢グループや団体巡礼の客の金剛杖が玄関に並ぶ。室内灯が暖かく迎えてくれる。チェックインして部屋で寛ぐヒマもなく即夕飯。8つのお鉢に精進料理に似た夕食を頂く。隣ではお経をあげて食事している。真言宗の宿坊らしい坊さんだらけ。風呂に入り足と脹脛を揉み、今日1日の疲れを癒す。 池上さん、石田さん、ローズさんお疲れ様でした。同行二人。
一番霊山寺、二番極楽寺、三番金泉寺を終えて昼食。徳島のさぬきうどん、美味い!
朝の電車で一緒だったフランスのローズさんも一緒です。
山の中の遍路道を通り、四番大日寺、五番地蔵寺を参拝出来ました。台風一過、天気に恵まれた一日でした。
今日の宿舎「安楽寺」に18:00到着。宿坊ですが、そこら辺の旅館よりはずっと立派です。
今日の歩き24.4km、結構疲れました。
台風21号は日頃の行いと大師様のご加護で、無事通り過ぎてくれましたが、次の心配のタネが発生です。
28日は、十四番から十七番を参拝予定です。
【ぐだぐ駄句】
♪ 柿の実の 遍路に交じり 熟れ熟れて・・・黒澤
♪ 阿波の秋 白衣まといて 国際交流・・・石田
♪ 白衣(びゃくえ)着て 飲まぬタバコと 昼の酒 ・・・池上
一番の「霊山寺」最寄駅までの電車で、台湾とフランスの女性とお友達になりました。

2017年10月25日【巡礼第2日 20.8km】6番安楽寺〜10番切幡寺
セントラルホテル鴨島泊

【巡礼2日目】快晴
6:00 起床。窓開けるとナイスな天気!朝食後各々身支度。
長距離のウオーキングは排泄が重要なポイントになるので「ちゃんと出た?」「まだなんよ〜」などの会話から始まる。
7:45 山門の2階でシュラフで眠ったローズさんはやはり寒かったらしい。それより左足指に中くらいの豆ができ歩けなくなったとのことで、今日宿泊の無料の旅館を探してあげるが、あいにく見つからず。握手して我々とはここでお別れに。残念。
8:00 第六番札所「安楽寺」からお参り。大きく比較的有名な札所。空は真っ青。清々しい空気が気持ちいい。昨夜入った「弘法の湯」の名前のついた宿坊の湯も温泉で、空海も入ったらしい。湯船の壁には「南無大師遍照金剛」「おん ころころ せんだり まとぅぎ そわか」の御真言が書かれていた。安楽寺8時50分出発。
9:10 第七番札所「十楽寺」到着(安楽寺から1.1km) 歩いてるお遍路は3、4人。多くは車やバス回っている。十楽寺でもおばさん2人が車で遭遇。シャッターを押して頂く。境内ではいろんな巡礼者と遭遇し会話する。昨日会ったシカゴの夫婦や、東京から来た女性とも再会。経納帳に朱印を貰い忘れそうになる。お遍路道のいろんな道標が我々を誘ってくれる。
10:40 第八札所「熊谷寺」に到着。(十楽寺から5.2km) これまでの寺の中で一番の好きな寺(札所)。山門も、多宝塔も、本堂、太子堂全て高低バランス、レイアウトなど全て調和している。特に多宝塔は安永6年に建立され、四国で一番古い建造物。経納場に級友が作った新日本風土記の「お遍路」のポスターが!。記念写真パチリ! ここで少しクレーム話。実は霊山寺で買った金剛杖が痛い!てっきり円柱の杖かと思っていたが四角柱だった。四隅面取りしてあるがこれが長時間握り歩いていると親指と人差し指の間が痛くなって来た。赤くなり悲鳴が・・。これ何とかなりませんか?
11:50 第九番札所「法輪寺」に到着(熊谷寺から7.5km) 緩やかな下り、田畠の中を歩く。法輪寺は田んぼの真ん中にあり、村の鎮守様のようなコンパクトな札所。その外壁を背に托鉢中の日焼けした坊さんが枯れた声で読経をしている。迫力あり。門前に二つのうどん屋と蕎麦屋が並んでいたが、腹は空いたがあえて阿波名物「うどん亭八幡」まで歩くことにした。が、これが遠かった!。腹空かして時間以上歩く。この八幡の看板がそこら中、田んぼや畑に中もにある。地元の人で知らない人がいないほどエゲツない商魂たくましいうどん屋みたい。
12:55 うどん亭八幡に到着。僕はカレーライスと素うどんを注文。池上さんは八幡うどんとお稲荷3個。石田はワカメうどんと寿司三貫。腹一杯!人間って不思議、お腹膨れると気持ちも心も落ち着いて穏やかに(笑)。巡礼って何?空海は空腹の時にどんな精神状態になっていたんだろう・・? 13:50に八幡家を出て今日最後の札所「切幡寺」に向かう。天気晴朗風よわし。切幡寺まで結構急な坂登る。海抜150m。最後は333段の階段をユックリじっくり汗汗で登る。
14:10 第十番札所「切幡寺」に到着。(法輪寺から11.5km) 今日一番の疲れた。333段の階段は正直キツかった。短い映像を添付。ここであの女性カメラウーマンと再再会。いつも疲れも見せずくノ一みたいで爽やか。何で?聞くと、四国巡礼するのに西国三十三観音巡りをやって臨んだらしい。一つも豆も出来ず、これは女忍者かも。
16:06 大河、吉野川の潜水橋を渡る。先日の台風21号で川が氾濫したのか中洲の畑も泥被り、川岸の樹林がなぎ倒されていた。この潜水橋も泥に埋まった痕跡が残っていた。それにしてもこの吉野川はデカイ!多摩川の荒川の2倍以上はあろうか・・。土手を夕陽を背に歩く。ホテル までまだ遠い。明日歩く藤井寺を右に見て歩く。足が重い。豆ができたみたい。池上さん、石田はまだ大丈夫みたい。
17:20 今夜の投宿先、鴨島町のセントラルホテルに到着。朝夕食事付きで¥6600。コンビニで部屋飲みの材料を買って夕食に、池上さんカツカレー、石田はポークカツ。僕はフロントおじさんのミスで和食。今夜は洗濯日。石田が全てやってくれた。参勤交代時と同じく完璧に。ありがとう! 今日は30km超え。 さあ、明日は今回最大の難所。800mの山越え。焼山寺へ。何が起きるかお楽しみに。
今日も快晴の中、安楽寺→十楽寺→熊谷寺→法輪寺→切幡寺と六番から十番までを参拝出来ました。昨日同行したローズさんは足に豆が出来、マイペースで歩きたいとの事で、安楽寺でお別れ。十番切幡寺から鴨島町の宿泊ホテルまでは足が痛く大変でした。本日の歩行距離は久々の30km超。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路道 一歩の重さや 肩が泣く・・・池上
♪ 道標 ときに迷いて 右左・・・黒澤
♪ 柿たわわ 昔ながらの へんろ道・・・石田

2017年10月26日【巡礼第3日 18.7km】11番藤井寺〜12番焼山寺 
すだち館泊

【巡礼3日目】快晴
7:55 朝食後、鴨島セントラルホテル(結婚式場付きで、ここいらでは1番のホテルだった。お遍路には勿体無いくらい)を出発。鴨島駅のセブンで昼飯(池上サンドイッチ、石田、黒澤おにぎり2個)買う。通学途中の女子高生にシャッターをお願い。パチリ!
8:15「藤井寺」に向けて出立。町中から山へ緩やかな勾配を歩く。冷たい風が心地良い。途中反対方向から熊谷寺で出会った僧侶風の台湾聾唖女性と再会。お互いにエールを送る。
8:50 第十一番札所「藤井寺」に到着(ホテルから3km) 何と!心配してたローズとあの西国制覇くノ一と境内で再会!。ローズの足の豆は回復に向っていて昨夜は我々が探し紹介した「チャンネル館」宿泊したらしい。片や、くノ一はローズと安楽寺で別れここで再び会った。くノ一の名前は「西畑あすか」。納め札の裏に書いてくれた。ローズは池上さんから教えてもらった安い煙草「エコー」を買ったと自慢してた(笑)。「藤井寺」は大学の同級生竹綱君の実家がある大阪の地名と同じなので記念自撮り。
9:20 全ての儀式(だいぶ慣れてきた)を終え、ローズ別れ、西畑さんと一緒に藤井寺を出発、今回最大の難所「焼山寺」を目指す。地蔵祠が続く。緑色片岩の岩場が現れ川底が淡い緑で美しく清い水が勢いよく流れている。途中で西畑さんと別れる。
9:55 標高100m地点に休憩所あり。眺望良く鴨島市内が朝日に照らされ、吉野川が左から右に長く大きく流れている。400m地点まで急勾配を休み休み登る。
10:40 長戸庵という小さなお寺を通過。西畑さんとは兎と亀のように抜きつ抜かれつで山登り。11:50 残り9km地点で小休止。
12:15 4番目の「遍路ころがし」(このコースには「遍路ころがし」と言われる難所が6つある)を降り切ってようやく中間地点の「柳水庵」に到着。爽やかに晴れ上がる空と樹々の下で今朝コンビニで買った昼飯を食べる。1時間ほど身体を休める。小鳥がさえずる。湧き水が流れる。飲む。腹が下らないか心配だったが大丈夫だった。空海の化身か、偶然痛む右肩に大きな蝶が止まり癒しくれる。少し達成感を感じる。
14:10 左右内(「そうち」と読む)に到着。最後の階段を登りきると、大きな弘法大師が我々を見下ろして見守ってくれていた。「ようこそ最後まで残った空海の道へ」と。 その背後に、空海お手植え「左右内の一本杉」が。樹齢1000年、胴回り7.5mの立派な杉。突然、おじさんに声かけられ柿を頂く。待望の柿。食べたかった柿を。ついでに何故か団子とバナナも頂く。初めてのご接待で感激。納め札を無理やり手渡す(笑)。ここで食う柿は格別。
14:50 ナビ担当の石田が「ここから下りで、もうすぐ焼山寺だからね」と。池上さん喜ぶ。確かもう一つ山越えあるんじゃないかと思いつつ僕も喜ぶ。途中、5回結願したという髭面の若者と遭遇。彼曰く「ここから谷に下り切って、もう一つ山がありその頂上が焼山寺で、ここからあと2時間ほど」と!。なな何と!恐れは的中。その瞬間の気の萎え方は推してシルベスタ・スタローン。あと一つの山越えが我々の気力と体力を一気に消耗させた。道幅40cm左は崖。南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛と誦える・・。 途中、金剛杖の鈴がどこかで落としたか、無い!。来た道を探したが見つからなかった・・。鈴の音がしないと心淋しく力が出ない。
16:45 第十二番札所「焼山寺」に到着(藤井寺から12.5km) 池上さんもうクタクタ。石田ダラダラ。黒澤デロデロパンパン。残り400mの平らな山道を歩く。ようやく山門へ。砂利を敷き詰め大きな杉林の中に立つ焼山寺にて今日最後の鐘を突き、本堂、太子堂をお参り。納経帖に朱印を頂き終了。 と、思いきや!まだ終わらなかった。そこから旅館までまだ3kmもあったのだ。
17:00に焼山寺を出発。すでに山中は真っ暗。石田のヘッドライトを頼りに山を下る。もう足は棒。感覚が無くなるほど下る。参勤交代で歩いた旧碓氷峠の比で無く。緑色片岩の切り石がゴロゴロ。その上を歩く。捻挫が怖い。ようやく町の灯りが見える。あれか?あれだよね!
18:00 ようやく今夜の宿泊地「すだち館」に到着。旅館の車を借り石田の運転で神山温泉へ。泡風呂、露天に入って身体、足を揉みほぐす。コンビニでビールを買って旅館へ。女将の手料理を3人だけ(他に客なし)で頂く。ビールで乾杯!旨い!唐揚げ、ブリ照り焼き、大根の味噌和え、肉どうふ。大した料理ではないが旨い!この旅館(善根旅館)の成り立ち、お遍路の客層、徳光和夫の二重人格話しなど、女将と時間ほど話す。外は月が沈み、満点に星が輝きほろ酔いでベッドイン。疲れて日記は翌朝に。
朝8時にホテル出発。鴨島駅コンビニで昼食おにぎりを買い、十一番札所藤井寺へ。なんと昨日朝に別れたローズさん、女性カメラマンと再会!ここで記念写真。その後十二番焼山寺を目指す。「遍路ころがし」の坂を登り下り、柳水庵に到着。おにぎり休憩。
一本杉から約300m下り、再度300m山を登って、十二番札所焼山寺に到着。めちゃめちゃ疲れました!
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路旅 三日歩いて2キロ減・・・池上
♪ 秋の陽が 休む身体を 温ませる・・・石田
♪ 荒道の 遍路ころがし 秋深し・・・黒澤

2017年10月27日【巡礼第4日 17.6km】13番大日寺 
大日寺泊

【巡礼4日目】快晴
3:45 起床。昨日山越えで疲れたんで日記書けず。まとめて6:30に無事アップ完了。
7:00 女将手作り朝食を頂く。昨夜僕たちをすだち館まで案内してくれ、店頭ですだちを絞っていた変なおじさんが朝から氷結ロング缶片手に出現(このおじさん、女将に曰く実はアル中だそうだ)。突然ベラベラ話し出し折角の朝食に集中できないほど(苦笑)。参った・・。 焼山寺に投宿した「くノ一西畑」さんが偶然店前を通りがかりお茶、味噌汁など振舞われる。これも「ご接待」。ちゃんと納め札を渡していた。彼女は焼山寺の「道場」(修行場か)に泊まったが変な常宿の坊さんと一緒になりいろいろ大変だったみたい(苦笑)。また彼女は一人お遍路に先に出発していった。
8:10 女将に見送られて「すだち館」出発。アル中氏が途中のお遍路道の入り口までベロベロベラベラ状態で見送りに来てくれて「また来てよ!」と堅い握手で別れる(笑)。 昨日よりマシだがまた登り道。道を間違えたか民家にたどり着き庭の先まで行く。が道は無し!ヤバい間違えたか・・。10分ほどお遍路道標まで戻り確認したら何とその道標の「指先」は天を指していた!。まさか?急勾配の細い道があった。この崖道を登れというのか!?。結局その道が正解で、倒れ杉に道を阻まれた映像結果となった。
9:20 「玉が峠」に到着これから下る。 峠を超えて実に爽やか。眼下に流れる「鮎喰川(あくいがわ」を挟み山々が連なる。 標500mあたり、朝の光に浮かぶ連山シルエット。緑のグラデーション。ところどころに紅葉が見られるがまだ浅い。
10:10 巡礼独特の木製の「お遍路休憩所」(作ってくれた有志の名前が刻んである)で休憩。リュックを下ろし、パノラマを堪能しながら身体と足を休める。阿川という梅の里にリアルな老人カカシがベンチゴロゴロ。何と無く不気味な感じ。 鮎喰川の水が緑の岩に絡みつつ流れる。美し涼しげ。文字通り鮎が釣れるんだろうなと思いつつ歩く。 そんな思いで歩いていたら、「南無大師遍照金剛」と書いてある赤い杖のグリップカバーが無い!ことを発見。ヤバい、鈴についでカバーも落としてしまった!100m戻ったら道路に落ちてた(苦笑)。同行2人から「またかよ!」と呆れられる(涙)。
12:30 広野町に到着。昼飯屋を探す。石田、ガソリンスタンドで聞くがこの町には食事処は皆無のようだ。仕方なく広野郵便局前の雑貨屋(食品・食材から農具・肥料まで)に入りカップ麺とパンを買ってお湯を沸かしてもらい店の中で食べる。こういう時にお遍路さんへのもてなし感がひしひし伝わる。徳島の女性(特に年配)はよく喋る。実に話好き。この雑貨屋の89歳のお婆ちゃんもよく話してくれた。あのすだち館の女将も、焼山寺と会った鴨島駅近くのおばさんも。・・。
13:30 広野小学校のベンチトイレで休憩。明日からこの地区のお祭りらしく。花火がバンバン鳴る。池上さん曰く「あの音は自衛隊の射撃訓練じゃないの?音がうるさ過ぎるわ」って。そのくらいド〜んとうるさかった。石田、ようやく●●●が出たらしい。良かった良かった。今日も太陽が眩しい。そこから大日寺まで県道21号線を東(徳島市方面)、左に鮎喰川を見ながら、3人連なり歩く。
15:20 大日寺2km手前のお遍路ハウスで休憩。みかんとお水をいただく。お礼ノートにコメントと納め札を貼って感謝。足がパンパン。夕日がビンビン。コンビニで今夜の部屋飲み用の酒を買う。池上さんの白衣が裏返しだったことを石田が見つけてパチリ!
16:00 第十三番札所「大日寺」に到着(焼山寺から17.5km) 今夜はこの宿坊で投宿。¥6500(2食付き)。お参りを済ませて納経場へ。係のおばさんが「石田さんという方いますか?タカハシケイコさんという女性からお電話ありありました」。石田に徳島まで追っかけてくる女性がいたんだと感心する。その「タカハシ」さんは焼山寺であったあのおばさんだった。その後「神山温泉」の受付ロビーでもバッタリ会ってそのご縁にお互い印象を深くした。そのタカハシさんが八十八ヶ所の札所を3人に差し上げたい。と申し出て明日観音寺で会うことになった。これもご縁。 大日寺の食堂で事夕食をご一緒した男性から「今日、すだち館にいったら女将が東京から来た面白い3人組って皆さんですね」と言われてビックリ!何が面白いのかわからないが、その男性といっぺんに打ち解け、自己紹介タイムが始まった(笑)。ここでもご縁が。 風呂で足指、脹脛を揉みほぐし、明日に備える。まだ3人とも豆程度で行けそう。 ローズはどうしただろうか・・。など思いながら明日の出会いに期待して寝るとします。
今日も快晴です。
宿泊した「すだち館」でお母さんと近所の変なおじさんとカメラ女性と記念撮影。
【ぐだぐ駄句】
♪ 鈴飛ばし カバーも飛ばす 彼の杖・・・池上
♪ 縁あって 来しお遍路の 旅楽し・・・石田
♪ 陽射し浴び キラリと光る すだち哉・・・黒澤
景色最高、十三番大日寺へ。 休憩所にて。
阿川の案山子と。
お遍路ハウスにて

2017年10月28日【巡礼第5日 7.8km】14番常楽寺〜17番井戸寺 
ハイパーインメイアップ徳島泊

【巡礼5日目】雨
5:30 起床。台風22号の影響か外は雨。巡礼旅初めての雨。
5:55から朝の勤行。大日寺住職の金昴先(きむ みょんそん)さんは韓国の人。韓国では人間国宝に当たる僧舞の師範で今も現役の舞踊家。昨夜お会いした男性の名は足立さん。プラス僧舞のお弟子さんの韓国人女性と我々入れて5人が椅子に座る。副住職の後を金住職が静々と本堂へ。開教偈に始まり、般若心経、回向文まで約20分のお経が終了後、朝食まで金住職の講話。22年前、韓国から僧舞の公演で来日し、今日までの自分の運命のお話だった。胸にジーンと来る。
7:00から朝食。金住職が同席。iPadで写真を見せてくれながら講話の続きを聞く。山門に見覚えのある姿のシルエット。何と!ローズだった。思わずハグ。我々が、ちょっと早めに出発してたら再会できなかった・・。「縁」という言葉を実感する毎日だ。 雨の旅支度して遅めの8:45に大日寺を出発。
10:10 第十四番札所「常楽寺」に到着(大日寺から2.3km)。常楽寺はゴツゴツした岩の上にある寺。カッパを着たり脱いだりいろいろが不便。この不便性が修行かな・・なんちゃって。昨日電話をもらった高橋さん、予定より早く常楽寺まで車で来ていた。暖かいコーヒー、ケーキ、おかきなどを頂く。八十八ヶ所のお札も。ありがとうございました。お接待に感謝。
10:45 第十五番札所「国分寺」に到着(常楽寺から1.5km)。雨も上がり、至る道は空気も澄んで清々しく歩ける。国分寺は本堂が工事中で仮本堂、太子堂でお参り。「仮」でも御利益があるのかなぁ〜。参拝者は少ない。
11:15 第十六番札所「観音寺」に到着(国分寺から1.7km)。雨は小雨。境内は狭い。自転車で回る青年に会う。実家は兵庫で高知の大学をようやく卒業し一人でお遍路を自転車で巡っている。焼山寺への坂道は自転車でもキツかったらしい。自転車でのお遍路を自転車好きの石田がかなり興味を示していた。
12:00 昼食。観音寺の近くの「うどん屋/ぬまた」というノボリに釣られて入る。池上「肉うどんとおにぎり2個」。石田「カツ丼」。黒澤「鍋焼きうどん」を食べる。
13:30 第十七番札所「井戸寺」に到着(観音寺から3km) 今日最後の札所。比較的広い敷地に立つお寺。お参り終えて徳島市内の初日に泊まったホテルに再び向かう。
14:30 市内に入り、ジョイフルというファミレスで1時間ほど休憩。新町川に着いた時にホッとし足早でホテルへ。
16:45 ホテル無事に到着。カッパ脱ぎ、リュックを下ろし、靴を脱ぐ。雨と汗でグッチョリポン。気持ち悪し。
17:30 6日目(旅程半分)の夕食へ。 フロントで教えてもらった「菜の花」というお好み焼き屋に行くが、まだ空いてなく、初日に行った「や台寿司」へ再び。半額ビール、半額すだちハイボール飲んでゲソ60円、サーモン100円握りを食べ、お好み焼き屋へ。すだち酒1本空ける。 二人は酒が強く、帰りにコンビニでまた酒を買っていた。僕はもう疲れもありベロベロ。ぬるめの風呂に浸かり足を揉む。 明日は唯一の休息日。台風が接近する。休みで良かった。スケジューリングしてくれた石田に感謝。 日記書きながら寝てしまう・・。疲れた。
今朝は5:30に起床。6時からのお勤めに参加させて頂きその後、ご住職・同宿の方と記念撮影。外は台風22号の影響か、小雨が降ってます。これから出発します。
大日寺を出発しようと思ったら、何とローズさんが歩いてきた。しばらく歓談しまたの再会を祈願してお別れ。
朝から十四番札所常楽寺、十五番国分寺、十六番観音寺を周りました。常楽寺では、焼山寺・神山温泉でご縁のあった高橋さんからコーヒーお菓子のご接待を頂き、なんと四国八十八ヶ所の御影札一式を頂戴しました。感謝、感謝です。
取り敢えず前半の十七番札所まで終わり、徳島市まで歩いて帰りました。では乾杯!
【ぐだぐ駄句】
♪ 秋雨の 滴り落ちる 遍路笠・・・池上
♪ 秋雨や じっとしている 寺の猫・・・石田
♪ 霞む山 ススキを濡らす 遍路雨・・・黒澤
前列真ん中が金住職。左は先達の足立さん。後列左は僧舞のお弟子。
宿坊での身仕度。 ローズと再会。
明るく楽しく行動力のある高橋さんと。
岩盤に立つ常楽寺。
修復中の国分寺の山門前にて。
お遍路ハウスにて
井戸寺山門前。 「や台寿司」で再び半額ビール、旅程半分達成に乾杯!

2017年10月29日【巡礼第6日 休息日】徳島市内
ハイパーインメイアップ徳島泊

【巡礼6日目・休息日】雨のち曇りのち晴れ
3:30 明け方、大阪弁の酔っ払いがホテルの廊下で鍵が開かないと喚き、その声が30分以上続き眠れず・・。5:00に起き、日記をアップ。
7:00 朝食。このホテルの朝食は600円で値段の割にバイキング方式で品数豊富!皆満足。 9:50 雨の中タクシーでイオンシネマ徳島へ。池上さん推奨の「ブレイドランナー 2049」を観る。人間の魂にまで踏み込んだ作品に「この巡礼の旅がダブって見えたよ」と池上談。
15:20 一旦ホテルに戻る。3日ぶりの洗濯。石田が仕切り行ってくれる。ありがとう。 その間、池上さんと僕は「阿波おどり会館」へ。15:00からの実演を観る。高円寺の阿波おどりは見たことあるが、本場徳島では初めて。司会のおじさんは関西弁で小気味好く客とやりとり。観客へのサービスか、舞台に呼び込み阿波おどりの踊り方の肝を指導してくれた。池上さんが勇んで参加。なかなかの度胸と踊りに感心する。 外に出ると、雨が上がり青空が見えてきた。明日は晴れる!。
17:00 石田と待ち合わせまたまたあの「や台ずし」へ。顔馴染みになった店員の古川さんに今日の報告。半額ビールで台風回避と明日からの無事のお遍路を祈念して乾杯。すだちサワー数杯、秋刀魚、握り寿司、手羽揚げなど頂きお開き。締めて一人3000円。安い!二人はファミマでまたまた部屋飲み用も酒を買っていた。僕は麦茶のみ(笑)。
明日の準備をし、直虎と日本シリーズをザッピングしながらTVみる。 貴重な休息日はこうして終わる。 足のダルさが軽減され、階段上り下りも楽になった。 参覲交代の時も感じたが、1日休むことの意味が体感できた。
今日は休養日でした。朝から映画、阿波踊り会館、で、も うサンマで飲んでいます。
明日は三十キロ歩きです。
【ぐだぐ駄句】
♪ 休養日 台風北へ すだちかな・・・池上
♪ 台風一過 明日は恩山 立江寺へ・・・石田
♪編笠や 色香が匂う 阿波おどり・・・黒澤
乾燥をホテルの方がやって頂き感謝。
いつもの「や台ずし」で乾杯。

2017年10月30日【巡礼第7日 26.5km】18番恩山寺〜19番立江寺
鶴風亭泊

【巡礼7日目】曇りのち晴れ
5:00 起床。台風22号が比較的静かに去り今日から最終日まで晴れの予報。ラッキー。お大師さんの導きか!?。昨夜アップできなかった日記を書き上げる。
7:00 バイキング朝食。4日ぶりの「わろてんか」をBSで観る。思った通りあまり進展してなかった(笑)。その前に再放送してる「花子とアン」の方が面白いかも。「こころ旅」に偶然、徳島が。我々が歩いた吉野川と潜水橋(せんすいきょう)を火野正平が自転車で通過した。ホンマに偶然(笑)。
8:05 ホテル出発。台風一過ながら肌寒く曇りながらも遠くに青空が見える。
9:40 徳島南バイパス沿いの日産ショップでおしっこ休憩。バイパスには平均的地方郊外のように中古車販売店とか、チェーン系レストラン、コンビニ、葬儀屋などが並ぶ。
9:55 小松島地区で池上さんが女性の時計を拾った。近くの小松島警察署に届ける。そこで20分ほど消耗。
10:40 恩山寺に向かう途中に源義経の小松島上陸記念の碑あった。1189年に讃岐屋島から暴風雨のため摂津経由でここ阿波勝浦(今の小松島市)にで辿り着いたらしい。そもことが書かれていた。「義経ドリームロード」として観光化されている。
10:50 第十八番札所「恩山寺」に到着(ホテルから11.7km) 着いたかと思ったらそこから10分ほど緩やかな勾配を登ってようやく古い山門に到着。記念写真パチリ!そこからまた上り、手水のあと鐘を撞き本堂、太子堂へとお参り。途中に弘法大師さんの5mブロンズ像がそびえる。参拝者3〜4人パラパラと出会う。我々以外はほぼ車巡礼の人だった。
11:30 中途半端な時間になったが昼食前に「立江寺」にお参りすることに。
12:20 第十九番札所「立江寺」に到着(恩山寺から3.6km) 聖武天皇の妃光明皇后ゆかりの赤い白鷺橋を通って立江寺へ。門前町的な家屋が続く。石の小太鼓橋を渡り本堂へ。愛想なしの仏頂面納経場のスタッフ。少し笑顔があってもいいんじゃない?。立江寺前、道挟んで向かいに饅頭屋「酒井軒本舗」の黒米小豆餡の「たつえ餅」100円。旨かった!でも接客してくれた女性(若女将か?)も立江寺と同じく愛想なし(笑)。
13:45 ネットで調べてお遍路ルート唯一のうどん屋「みぽりん」(結果オーライ)に入る。牛スジぶっかけうどんとチラシ寿司(池上=おにぎり2個、石田=お稲荷2個)を注文。うどん以外は無料にして頂き、前庭に実る大好きな柿も頂き、全てご接待。納め札を手渡し感謝。
14:35「みぽりん」出発。田んぼ道を抜けてバイパスを南に 歩く。風が冷たくて気持ちが太陽が出ると暖かい。地を見ながら、山や空を見上げながら歩いていると、子供の頃のこと、早くに亡くなった親父のこと、前職時代や今お世話になっている方々など「ご縁」があった人達のことを思う。毎日食べて出す。今生きている。いづれ死んで無くなる。
16:30 道の駅経&コンビニで酒買って民宿に向かう。どこからともなく尺八の音色が聞こえてきた。何とそこが今日の宿泊先「鶴風亭」だった。ご亭主の趣味が尺八作りと演奏。これまでの中で一番早い明るいうちの到着。亭主の手創りの竹で出来た囲炉裏付きの部屋に通され思いリュックを下ろす。順次風呂(これも亭主の手作りの石風呂)に入り30km超えの歩行疲れを癒す。この多趣味な亭主は元徳島バスの運転手。お地蔵を岩に掘ったり、鶴林寺のお遍路さんのために竹でベンチを作ったりと地元新聞に何度も記事になっている有名人だった。
18:00 夕食。おでん、辛子こんにゃく、茄子餡掛け炒め、ポテトサラダなど手作り料理。持参のビールで乾杯!女将さんと歓談しながら美味しく頂く。 食後、「鶴瓶の家族に乾杯」「吉田類の酒場放浪記」(池上さん推薦)を見て寝る。このような番組がジーンとくる環境にいることを感じた1日だった。
朝8時にホテルスタートし恩山寺10時半到着。その後立江寺に12時半到着。只今「うどん みぽりん」で昼食休憩中。スジ肉ぶっかけうどんを注文したら、いなり寿司をご接待で頂きました。おまけに柿まで頂戴しました。
今日も無事にお宿到着。おでんで乾杯! 夕日が綺麗でした。
【ぐたぐ駄句】
♪ 風寒し 菅笠押さえ 急ぐ路・・・池上
♪ 秋へんろ いろいろな事 思い出す・・・石田
♪ 堕ちみかん 甘く切ない 日暮れかな・・・黒澤
義経ドリームロードの「弦巻坂」にて。
恩山寺山門。
立江寺。
みぽりんで柿を頂く。
さて「みぽりん」はどちらでしょう? 赤いエプロンの女性が美穂さん。元保育士。
おでんで乾杯!

2017年10月31日【巡礼第8日 13.5km】20番鶴林寺〜21番太龍寺
龍雅荘泊

【巡礼8日目】快晴
今日はとんでもないハプニングが・・。
幸い中の不幸?不幸中の幸い?どっちやねん!(一人ツッコミ)
5:00 起床。昨夜アップ出来なかった日記を書き上げる。
7:00 女将手作りの朝食を頂く。昼飯の大きなおにぎり2個、バナナ、お新香を持たせてくれた。清算後納め札を手渡し感謝。
8:20 鶴風亭を出発。今回二番目に高い500m級の山を2つ上り下りる。勾配15度〜25度の斜面道にはコンクリート製の丸太擬きの階段が延々続く。ワンステップ20cmだとすると約2500段の階段を上ったことになる。藤井寺〜焼山寺の「遍路ころがし」に比べると大したことが無いがキツイ。
9:50 第二十番札所「鶴林寺(かくりんじ)」に到着(鶴風亭より4km) 標高550mの鷲が尾頂上にある。弘法大師によって開創された。大師がこの山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を鶴林寺にしたといわれる。狛犬ならぬ阿吽の鶴が本堂の下手上手に一羽づつ鎮座していた。 登坂途中にアムステルダムから来た男性と、ケルンから来た男性と遭遇。記念撮影し一緒に本堂まで上る。台風の2日間も歩いたらしい。お経をしっかり読み上げているのには驚いた。トイレ行く途中にくノ一西畑さんとまたまた再会。元気元気。 次のお山の頂上にある太龍寺に向かって山を下る。下りだがかなり膝にくる。箱根マラソンの下りを疾走する選手の膝がどうなっているの?という疑問を感じるくらい膝に圧力がかかり痛む。
11:55 大井小学校の近くの途中休憩所で女将から頂いたおにぎりを頬張る。快晴の空と色付き始めた山並みを見ながら頂くおにぎりは旨い!。遅れて再びくノ一西畑さんが合流。一緒に昼食。彼女はこのまま続けて高知のお遍路も歩くみたい。スゲ〜。
12:30 休憩所出発。水井橋を渡りわたり、太龍寺に向かう。また上りに入る。白水しぶきを立てて流れる川が眼下にみえる。眠気が急に襲う。
14:30 第二十一番札所「太龍寺」に到着(鶴林寺から5.1km) 奥の院を連想させる杉の山道が200mほど続き「西の高野」とも称される。四国山脈の東南端、標高618メートルの太龍寺山の山頂近くにある。樹齢数百年余の老杉の並木が天空にそびえ、境内には古刹の霊気が漂う。 あのドイツ人&オランダ人がこの寺が一番素晴らしいと言っていたが、その通りだった。建物の存在感もそうだが敷地内の本堂、太子堂、不動明王堂などの配置や、燈明の照明演出が素晴らしいと感じた。
15:40ごろ、今日の宿泊先「道の駅そわか」に向かう山中で池上さんが「残る札所は2つ。なのに3日もある。何で?」と疑問を呈す。立ち止まりスケジュール表を見たら、なな何と!!。10月31日が抜け、10月30日の次が11月1日になってて1日少なく予定が立てられてた。ワチャ〜。「道の駅そわか」始め、残りの宿泊先に電話し1日前倒しに予約変更出来たが、その後残距離判断ミスも判明し「道の駅そわか」を急遽キャンセル。 いろんな偶然や神がかりが起きた結果、明日一番で行く平等寺の近くの偶然見つけた民宿「龍雅荘」に投宿することに。 自己嫌悪、焦燥感、瞬間判断、臨機応変、チームワークそして「神がかり」・・。旅は実に面白い。
18:00 風呂に入り、別客と4人で夕食。レトルト丼(池上、黒澤は親子丼、石田は中華丼)を頂く。明日の朝食は、(おそらく)ロビーの棚中のカップ麺。 こんな夜になるとは2時間前までは想像もつかなかった。 何がラッキーで、何がアンラッキーか分からない。 瞬間瞬間、幸と不幸が反転し、また反転する。まさに人間万事塞翁が馬かも。 こうしてスケジュール表になかった幻の10月31日が静かに暮れていく・・。 そして明日は明日の風が吹く。
朝7:00から朝食。8:20宿を出発。鶴風亭のおかみさん、ありがとうございました!
標高550m鶴林寺目指して山道を登ります。ふーっ、疲れる〜!只今休憩中。
9:45鶴林寺到着。参拝の後、またまた「くノ一西畑」さんに遭遇。ドイツ人とオランダ人の二人組みは般若心経を日本語読みで唱えていました。
鶴林寺から500m下った休憩所でお昼休憩。鶴風亭のおかみさんがオニギリ二個とバナナを持たせてくれました。大人の遠足です。
昼休憩地点から再度450m登り何とか「二十一番札所太龍寺」到着。太龍寺は荘厳でした。その後山を下り、色々と問題もありながら今晩の宿舎に入りました。人生と同じ、お遍路も山あり谷あり、の一日でした。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路宿 光る秋星 曇る窓・・・池上
♪ 蛇とかげ にゅろちょろ走る 山の秋・・・石田
♪ 秋の夜に 独り笑ろうて 日記付け・・・黒澤
鶴風亭の朝食。 鶴風亭の女将と。
鶴風亭の亭主の尺八工房。
3人の相棒杖。 鶴林寺出前にあった鶴風亭亭主作の竹ベンチ。
疲れたび〜 左がオランダ人、次がドイツ人。
鶴林寺では仁王像の代わりに鶴が。くちばしが「あ」と「うん」になってます。
吽。
鶴林寺山門。 再び、くノ一西畑さんと。
後方の背中の方がドイツ・オランダの方。
太龍寺山門。
太龍寺の本堂。
太龍寺の廊下に描かれた龍絵。

2017年11月1日【巡礼第9日 25.0km】22番平等寺
ゆき荘泊

【巡礼9日目】快晴
6:30 起床。民宿が20時過ぎから朝まで無人になるので、朝食は宿に備えてあるインスタント焼そば(¥200)と、徳島イオンのアンケートしてもらったオニオンスープと石田から貰ったコーヒーで済ます。皆同じ。
8:25 昨日助けてくれた「龍雅荘」に一礼して出発。山のアスファルト道をダラダラと上る。
9:00 今回最後の山道「大根峠」(標高250mほど)に差し掛かる。仕事の電話が入り出遅れて登る。あの丸太階段がキツイ。二人になかなか追いつかない。参勤交代の時は旧碓氷峠越えた軽井沢辺りから豆が複数できて難儀したが、足・膝・腰は全員今日まで問題無し。
9:20 ようやく木の株で休む二人に追いつく。大根峠は土が剥き出しの道幅の狭い細い切り通しのような峠であっさり越えた。
10:20 峠越え下る。六角形のログハウスのようなお遍路休憩所で休む。新宿から来られた本保(ほんぽ)さんという中年女性と一緒になり話す。初めてのお遍路を一人で高知県内まで歩くとのこと。凄いパワーだ。今夜は一緒の民宿「ゆき荘」に泊まるらしい。
10:50 第二十二番札所「平等寺」に到着(龍雅荘から11.1km) 平等寺は山を背にして建つ。弘法大師はこの寺でも100日の修行したらしい。加持水求め掘った井戸が残っており、今でも霊水として飲めるようになっている。人々が平等に救済されるようにとの願いを込め命名された。本尊は薬師如来。
11:30 平等寺を出発。朝食が軽めのだったので腹が減る。近くに店もコンビニも無くおにぎり買えずそのまま今夜泊まる民宿のある海部郡由岐を目指す。国道55号を歩く。途中今回初めてのトンネル、鉦打トンネルと、福井トンネルを抜ける。入り口ボタンを押すと「歩行者通過中」のサインが点滅した。お遍路への気遣いは流石。
13:40 旧道のお遍路道に入り、ようやく小さな阿部商店という酒屋を見つけ昼食にありつける。池上さん、石田はあんぱん、カッパえびぜん、ビール、バナナ。僕はクリームパンとミカン、お茶。道路脇のビールケースに腰掛け、ヤマト宅配便の旗を背にして遅い昼食を頂く。周りは山並みが連なり野鳥が飛び交う。空は真っ青。長閑な田園風景が広がる。 そうこうしている内に、お遍路休憩所で会った本保さんが合流。一緒に歓談。
15:00 お遍路の旅で初めて海を見る。山の間に微かに臨む太平洋がキラキラ輝く。何だろうこの安堵感は・・。山登りで疲れた身体が解れる。ゆき荘まで僅か元気が出る。 途中に「カニ注意」看板あり、こんな山中に!?とビックリ。アカテガニというカニが6月〜9月の間に産卵にために山を登り、道路を横断するのでその注意喚起。
15:40 由岐駅到着。「人が少ないね〜。誰も居なわ〜コンビニもないかもね・・」と話してたら後ろからジャージを来た男性に聞こえたみたいで、笑っていた。コンビニかスーパーで買い物して、ゆき荘に行きたい旨を話すと親切に店まで案内してくれ去っていった。いつもの部屋飲みの酒、つまみを買い道でウロウロ「ゆき荘」探していたら、またまたその男性が近づいてきてご港の防波堤に側に建つゆき荘を教えてくれた。今年3月まで川崎市で働き定年で故郷に戻って来たらしい。僕ら東京から来たことを知って親切にしてくれたんだと思う。
16:00 無事に「ゆき荘」(地名の由岐は「ゆき」と読む)に到着。昨日、日付間違いで予約変更した際に電話に出た声が大きく元気な男性が応対してくれる。ここの息子。部屋に通されて何と!40畳の大部屋に布団が3つ敷いてあった。こんなデカイ部屋に寝るの初めてで3人で驚く。海が一望。 リュックを下ろすとドドっと疲れが出る。早々に風呂に入り湯船の中で足揉み、筋肉使って解し。大きなガラス窓から山、海、月が見える。ホッとする時間。格別。10分遅れで本保さん到着。一諸にで乾杯!海の民宿ならでは、海の幸満載の夕食を頂きながら、お遍路仲間と情報交換する。これも楽しみの一つ。
21:00 前に黒澤のみダウン。2人の談笑の声を子守唄にして先に寝る。
0:30に暖房と電気のゴ〜、ブ〜ンという音で目が覚め寝付けず起きて日記を書く。
2:30に再び眠る努力をするが・・。 明日はいよいよ今回の区切り打ち最後の札所「薬王寺」へ。 これで終わるのが、何か寂しいという気持ちになる。 池上さんもそう言っていた。 お遍路は麻薬性が強い。ハマるとやばいらしい。
今日も一日、楽しく歩きました。太平洋の美味しいお料理堪能しました。
【ぐだぐ駄句】
♪ 遍路道 心無になる 下り道・・・池上
♪ 小春日に 笑顔こぼれる へんろ小屋・・・石田
♪ 山越えて 海を照らすや 秋の月・・・黒澤
龍雅荘を出発する。
ありがとう!龍雅荘と裏山。 これから大根峠に向かう。
大根峠の手前にて。 お遍路小屋で本保(ほんぽ)さんと。
遍路小屋47番にて。22番札所平等寺へ。 左がオランダ人、次がドイツ人。
大師堂からの階段。
阿部酒店前での昼食。 本保さんと再会。
やっと昼飯。
鈴鳴らし 足軽三人 由岐目指す アカテガニ注意看板。
由岐の港に到着。 弘法の霊水。
今日は早めに宿に到着。風呂に入ってまず一杯。
夕食。乾杯!

2017年11月2日【巡礼第10日 28.8km】23番薬王寺
民宿杉本泊

【巡礼10日目】快晴
昨夜のブ〜んという電気音は朝まで止まらずうつらうつらで5:30に目が覚める。眠い。
6:30 朝食。
7:30 身支度しながら不評の「わろてんか」と好評の「こころ旅」を見る。こころ旅は火野正平が徳島県に入り、僕らが歩いた吉野川の潜水橋を渡り中洲の畑を走っていた。
8:10 民宿「ゆき荘」を出発。岩と砂のバランスが良い田井ノ浜を見下ろす。絶景。
9:30 海沿いを歩く。途中に「俳句遍路道」があった。細い遍路道に木柱に書かれた一般遍路の俳句が並ぶ。投句箱が設置されてたので石田と一緒に駄句を投げ入れる。
【石田の投句】
♪ 蛇とかげ にょろちょろ走る 山の秋
♪ 赤とんぼ 水平線に 消えていく
♪ 小春日に 波音聞ゆ へんろ道
【黒澤の投句】
♪ 友と往く 歩き祈りて 秋遍路
♪ 田井ノ浜 空に大きく オリオン座
同宿で先に出発した本保さんや北海道恵庭市お遍路されてる女性を抜きつ出会いつ歩く。 本保さんとは投句箱があった休憩所で別れたのが最後。土佐お遍路も頑張って下さいと祈る。
11:00 えびす洞を通過すると真下に広がる美しい浜が眼下に見えた。毎年6月〜8月、この浜に海亀が産卵に来るらしい。それに因み美波町の町興しゆるキャラは「ウエルカメ」。
11:30 第二十三番「薬王寺」に到着(ゆき荘から10km) 今回の阿波区切り打ち最後二十三番の寺。聖武天皇の命により行基が創建したという。その後空海が本尊として薬師如来を彫り再興。「厄除け寺」としても有名で代々天皇がお参りしたらしい。本堂、大師堂、陽に輝く赤と金の多宝塔の中を見学。地下には金ピカの薬師如来像と地獄極楽絵が展示されていた。 焼山寺で初めて会って以来、何度かお会いしている高橋さんご夫妻とまたまた薬王寺で再会。お世話好きな「追っかけお遍路」なのかも。今回も手作りの柚味噌を頂く。感謝。 薬王寺前でパチリ!ご主人はパーキンソン病を発症し身体と会話が不自由。でも今日はしっかり話が出来て嬉しかった。
12:30 ゆう荘の女将から聞いた「天花」と言うお好み焼き屋で昼食。大阪風で美味しかった。 今日は、打ち上げて帰京する日だったが、あの10月31日の消滅のお陰で「おまけの日」。 次回の土佐巡礼に備え、出来るだけ距離を稼ぎ高知県室戸市に近いところまで歩いておこう!ということになり牟岐駅まで歩くことにした。 途中で日本語も英語も話せない変な台湾人お遍路と出会う。今夜泊まれる善根宿を知らないか?とジェスチャーで聞いてくるが、要領を得ない。離れたりまた追いついたりでズーッと後を付いて来る。
15:00ごろ 美波町と牟岐町の町界。55号線の上であのくノ一西畑さんに偶然に再会。ホントにビックリ!我々がスケジュール間違いしなかったら、また西畑さんが体調崩し牟岐に移動して薬王寺へ逆打ちしなかったらこの再会はなかった。これもご縁か。 盛り上がっているところまたあの台湾人お遍路が追いついて情報通の西畑さんに聞いている。結果、我々と一緒に牟岐の善根宿を探すことになりその後2時間ほど夕暮れの55号線を歩くことになった。 歩いていると汗が目に入る。メガネの僕はいちいちメガネを外し拭う。菅笠の紐に引っかかり面倒。 3人が歩く姿影は足軽が槍を担いで歩いいるみたかった。 また背嚢と38銃を担いで歩く歩兵部隊にも。昔の兵隊はもっと重い荷物を背負っていたんだろうなあ・・。そして敵が来たら疲れた身体で戦う。過酷だったろうなあ。戦争で9人殺したらお手柄!平時で9人殺したら大事件。
17:45 無事に牟岐駅のそばの「民宿杉本」に到着。石田はあの変な台湾人を見つけてあげて宿まで送る。最後まで面倒をみた石田に拍手!!でも彼からはお礼の言葉もなかったらしい・・。変な遍路! 19:00 今回の打ち上げに乾杯!!お疲れ様でした。 明日はもう少し土佐室戸まで歩き東京に12日ぶりに戻る予定。 まずは健康に感謝。天候に感謝。読者の皆様に感謝。
明日一日でこの日記も終了します。
朝8時半に宿をスタート。海沿いの道を歩き、二十三番札所薬王寺に到着しました。
焼山寺他でお会いし、多くのご接待を頂戴した高橋さんが待っていてくれました。
【今日のぐだぐ駄句】
♪ 徳島路 出会い別れの 薄紅葉・・・池上
♪ 秋の暮れ 三四が急ぐ 山の道・・・石田
♪ 夕暮れに 揺れて輝く ススキかな・・・黒澤
小さく写る池上さんと石田。田井の漁港にて。
海亀の産卵砂浜。 海ガメの産卵地、大浜海岸。
日和佐の町
多宝塔。 高橋さんご夫妻と薬王寺の前にて。
次回の土佐遍路最初の札所「最御崎寺」まで90km。
くノ一西畑さんと偶然の再会。

2017年11月3日【巡礼第11日 4.6km】
徳島空港発→羽田空港着

【巡礼11日目】晴れ
5:00 起床。
7:00 朝食。サヨリの干物、ほうれん草と竹輪の和え物、玉子巻き、海苔、味噌汁。「わろてんか」と「こころ旅」(勝浦川近辺)を見ながら身支度。
8:05 「民宿杉本」を出発。清い牟岐川を見ながら国道55線を鯖瀬駅に向かい西に歩く。今日は文化の日で全国的に休日。海では阿波のサーファーが朝日浴びてサーフィン。5km弱の短い道のりなのにトンネルが3つも。歩道が付いてたんで安全に通過。海と山が重なり畝る。今日で最後かと思うとちと寂しくもあり、心に刻み踏みしめて歩く。
9:15 鯖大師堂の看板が見え鯖江駅が側に。時間が予定より早く着いたので鯖大師堂に寄ろうと道を渡った瞬間に向かいの「さばえ大福」の店から、なんと!くノ一西畑さんが飛び出して手を振りカメラを向けた。待ち伏せしてたようなグッドタイミング!最後の晩餐ならぬ「最後の大福」を一緒に食べる。鯖瀬駅まで見送り来てくれる。思えば10月23日、金泉寺のそばの「こんせんうどん」で偶然遭遇してから12日目の今日まで、出会ったり別れたり、また出会ったりのくノ一さんだった。お遍路中にいろんな方々と出会った中で一番印象に残ったお遍路さんだった。感謝。
9:55 西畑さんに見送られて徳島行きのディーゼルカー(軌道車)に乗る。乗客が少なくリュックを棚に乗せシートにどっかり。この「阿波室戸シーサイドライン」は国道55号線と沿いながら走っている。昨日由岐から歩いた道を「あそこ歩いたね!」「あそこで休憩したね」など話しながら窓から追う。歩くことは虫の目。電車はチータの目。早い!。 列車の中で爆睡する。起きたら二人も寝ていた。写メしてFBにアップ(笑)。
12:09 3度目の徳島に到着。徳島ラーメンで腹ごしらえし、12:50の高速バスで空港に向かう。 ANAカウンターでチェックイン。菅笠と金剛杖はエアキャップで包んで大切に預かってくれた。リュックも預ける。買い物の後出発ロビーのレストランで完歩を祝い乾杯! 誰が晴れ男が知らないが、ホントに天気に恵まれたお遍路だった。
16:20 定刻に離陸し羽田へ。今日は晴れて上空から大河の吉野川や徳島市内が見えた。再見を期してさよなら。機体は雲の中へ。
予定時刻より早く17:20に羽田空港に着陸。 お疲れ様でした! 本当に応援の数々、 ありがとうございました。 感謝のみ。
池上より〉 この地球上で、自分の存在とは何であるのか?私がお遍路をしようと思ったキッカケです。今回図らずも黒澤、石田両君と区切り打ちをしましたが、その答えはまだ見えていません。途中出逢った歩き遍路の皆さんは、私よりもっと深い何かを秘めて黙々と歩いていらっしゃいます・・・。
石田より〉 12日間を無事に歩き終え、次回お遍路がまたまた楽しみになりました。 帰ったら早速次回工程表作成に取り掛かります。
いよいよ今日が最終日。次回の遍路に備えて牟岐から一駅先の鯖瀬まで歩きます。
鯖瀬駅前の大福屋さんでまたまた「くノ一西畑さん」に遭遇。
大福を食べ歓談の後9:55の汽車で徳島に向かいます。
昼食に徳島ラーメンを食べ、バスで徳島阿波おどり空港へ。
ロビーにて打ち上げです。お疲れさまでしたー。
【今日のぐだぐ駄句】
♪ 遍路路 行きは10日で 帰り2時間・・・池上
♪ また来ます 想いを残す 文化の日・・・石田
♪ 朝日記 今日で終わりか 遍路旅・・・黒澤
〈別句〉♪ 阿波の海 若者どもが 朝サーフ・・・黒澤
民宿杉本を8時05分に出発する。
くノ一西畑さんに再会。大福餅をたべる。
鯖瀬駅にて。
徳島行きの列車に乗りました。 お疲れモード(-_-)
12日間お疲れ様でした♥


2018年3月24日 羽田空港発→徳島空港着【巡礼第1日 13.4km】
はるる亭泊

4:10 起床。 5:00自宅出発。まだ薄暗い。羽田で池上さん、石田と合流。じゃこ天蕎麦¥880を朝食に。早朝なんでビール無しで旅の安全を祈念し誓う。定刻より20分遅れでJAL453便で徳島阿波踊り空港へ。山手線一周ウオーキング48km訓練で痛めた右足に不安が残るが頑張るしかない。
8:20 徳島阿波踊り空港に到着。気温4度。寒い。リムジンバスで徳島駅。眉山の桜はまだ蕾堅し。何と!のっけから想定外の出来事が。予定してたJRが土曜日なのか運行してないことが判明。慌ててバスに切り替え問い合わせするが運行無し。結局2時間以上、駅前 のタリーズやうどん屋(¥450カレーうどん)で時間潰し。せっかく早朝の飛行機に乗った甲斐が無し!と・・。プラン作成者の顔をジッと見る・・(笑)。
11:39 海部駅行き一両編成電車に乗る。途中「立江駅」で初桜。
13:30 鯖瀬駅到着。昨年11月3日23番札所「薬王寺」打ち上げ、この鯖瀬駅から電車に乗り東京戻った記念の駅。千葉から来たお遍路さんに声掛けられシャッターを押してもらう。弘法大師と鯖の逸話が残る「鯖大師」へ初参り。八十八ヶ所に含まれてないお寺。
14:20 室戸阿南海岸国定公園内の美しい砂浜や岩場が続く。春の陽光に照らされた太平洋が広がる。
16:00 鯖瀬駅からコンビニもない町続いてたが海陽町に入ってようやくスーパーが見つかり今夜の部屋飲みの酒を買う。出口で今回最初の外国人と出会う。オレゴン州から来たという女性。3月14日から1番札所霊山寺から打ち始め10日間でここまで来たらしい。凄い健脚に3人ビックリ!。
17:45 初日宿泊所「はるる亭」に到着。何とか歩けた。ヌルヌルした天然温泉に浸かり足を揉み明日に備える。夕食は思ったより品数多く豪勢(笑)。ビールで乾杯。
【弘法大師と鯖の逸話】
平安時代初期の弘仁年間(810年〜823年)に空海が八坂八浜を訪れた際に、行基手植えの松の下で野宿し行基の夢を見た。そこを塩鯖を馬に背負わせた馬子が通りがかった。空海が塩鯖を所望したところ、馬子は口汚くののしり断った。坂にさしかかったところで馬が急に苦しみ動かなくなった。慌てた馬子は先ほどの僧は巡錫中の空海に違いないと思い、空海に鯖を差し出し馬を治して欲しいと懇願した。空海が加持水を馬に与えたところ、馬はたちまち元気になった。また、空海が法生島(ほけじま)で先ほどの塩鯖に加持祈祷を行い、海に放ったところ塩鯖は生き返り泳いで行った。
【今日のグダグ駄句】
♪ 三分咲き 桜はるかに 路三分(さんぶ)・・・池上
♪ お遍路や 静かに立ちぬ 朝桜・・・黒澤
♪ 初蝶の これから飛ぶか 飛べるのか・・・石田
最寄駅 5:05の電車で「土佐お遍路」へ。行って来ます。土佐で桜が 待っている。
徳島空港到着後、前回お遍路の終点だった鯖瀬駅へ電車移動。
13:30 到着。鯖大師を参拝後、歩き遍路開始。本日の宿、海陽町の「はるる亭」に17:45 無事到着。
本日の歩行距離21.6km。
羽田空港のじゃこ天蕎麦 JAL徳島行き 乗りました。行って来まーす!
立江駅にて
海部駅近くにて
鯖瀬駅で千葉のお遍路さんに撮っていただく
鯖大師の大師堂
室戸阿南海岸国定公園
   坂本龍馬も歩いたか?土佐街道
   無事にはるる亭に到着。お彼岸過ぎてまだ明るし
海陽市のマンホール海南市のマンホール
石田が見つけた初蝶(タテハチョウ)はるる亭の夕食
 

2018年3月25日【巡礼第2日 27.0km】
民宿ロッジおざき泊

【晴れ(18度)】
5:30 起床。一人朝湯に入る。窓越しにソメイヨシノが七分咲き。白くて美しい。湯上り近くを散歩。
6:30 朝食後、食堂の掲示されてる写真に何故か亭主とジャンボ尾崎、元阪急の上田監督とのツーショット。何で?と聞くと。二人ともこの海洋町の出身らしい。看板前にて亭主と記念撮影。亭主曰く「この前の道を、元巨人の清原や菅直人が俄かお遍路しててええ加減笑ったね」と(笑)。
7:45 民宿はるる亭を出発。気温9度。はるる亭の若亭主に、お昼食べるとこないよ。
8:00 セブンイレブンでおにぎり、ペットボトル買う。また荷物が増え10kg超えた(≧∀≦)。
8:30 水床トンネルの中で高知県に入る。3人の杖の鈴がチリンチリンと乾いて鳴り響く。
9:00 海の駅のベンチで休憩。近くに種田山頭火の記念碑がるというので見る。彼は徳島から歩き高知に入ったが何処も泊めてくれずこの甲浦の港近くの「みなと屋旅館」でようやく泊まれ有り難かった。と碑に書いてあった。「秋風 こんやも 星空のました」「わがいのち おわるも よろし」「波音の 松風の 秋の雨かな」など詠んだらしい。
10:10 ポンカンなどの柑橘系の販売所が並ぶ。この東洋町は「ポンカンとサーフィンの里」らしく日曜の今日、うじゃうじゃサーファーがいた。そんな中、一軒のポンカン屋のおばちゃん(生田うめよさん、78歳)にポンカンと小夏という柑橘をお接待頂く。何個も何個もいただきお腹がぶくぶく。感謝感謝。
11:00 野根川の土手桜を満喫。
11:15 野根漁港で昼食。皆で釣り人眺めおにぎりをほうばる。旨い!右足が痛むので湿布する。せっかく新宿のオカダヤで買った鈴をまた落とす。糸が切れたみたいで不吉な予感・・。
12:45 弘法大師の六角堂で休憩。「自分は弘法大師になれないけど、弘法大師は私になれない・・」と書いてあった。足がもうパンパン。13:30 室戸市にはいる。●左に海と空、右に迫る岩山が歩けど歩けど延々と続く。国道55線をほぼ南下。
15:00 佐喜浜の廃校で休憩している時にスイス人の女性とデンマークの男性に遭遇。一緒に記念撮影。最初夫婦かと思ったらお遍路で会った男女だった。スイス人に聞くと今夜一緒の民宿だった。その後、コンビニで愛媛の男性お遍路と会う。彼もそのスイス人女性と今日一緒の民宿から出発し今夜も一緒な民宿だった。で、16:30に今夜の投宿先「民宿ロッジおざき」に到着。もう足がメロメロで玄関に転がり込む。石田はとうとう両足にマメができてしまった・・。
すでにスイス人が到着し、我々の10分後に愛媛の男性が着いた。二人の名前はスイス人がシルヴィ、愛媛の男性が大西さんと分かる。5人で夕食し意気投合。これがお遍路の醍醐味。食後部屋飲み。嗚呼今夜も宴会か( ^ω^ )。明日も一緒に出立する予定。
【今日のグダグ駄句】
♪ 歩けども 尽きぬ空海(そらうみ) 山高知・・・池上
♪ 春の海 ゆるりゆらゆら 寄せ返す・・・石田
♪ 空と海 なんと我が身の 小ささよ・・・黒澤
6:30から朝食を食べ、宿を7:45に出発。8:30高知県に入りました!
ウメノ姉さん(78歳)から「ぽんかん」と「小夏」のお接待をいただきました。
野根漁港でオニギリ休憩。
13:30室戸市に入りました。太平洋が綺麗ですー。
おはようございます(^_^)今日も元気に歩きます。 宿を7:45に出発
8:30高知県に入りました!
  種田山頭火に句碑の前で。
  「ぽんかん」と「小夏」のお接待をいただきました。
野根川沿いの桜並木満開の桜に遭遇しました。
野根漁港でオニギリ休憩。
      
    
      
      
    13:30室戸市に入りました。太平洋が綺麗ですー。
      
      

2018年3月26日【巡礼第3日 25.3km】24最御崎寺〜26金剛頂寺
金剛頂寺泊

【晴れ(19度)】
昨夜大西さんと部屋飲みで疲れる。夜ベランダから下弦の月見ながら岩に砕ける波音聞く。
6:00 起床。太陽拝む。
6:30 シルヴィ、大西さんと談笑しながら朝食。わろてんか見て、7:50に民宿おざきの玄関でシルヴィと記念撮影して出発。大西さんは先に出発。石田のマメが痛そう。
8:20 夫婦岩到着。5つの岩が木琴のように並びその中の二つの岩にしめ縄されて夫婦岩。すでに気温12度。空気がちょっともやってる。山腹に白やピンクの花木が点在。東山魁夷の絵を見るようだ。田圃でカエル、山でウグイスが競い合って啼いている。
9:10 椎名郵便局でおそらく着ない上着、サングラス、本など自宅に送る。リュックが軽くなり快適に。
10:00 室戸世界ジオパークに入り青海苔アイスや焼き茄子アイスなど変なアイスを食べる。少し館内見学。赤と青のメガネ見る南海トラフマップが立体に見え、シンプルながら興味深かった。
11:00 室戸名物野根まんじゅう食べる。高知に入って目立つのは津波避難所、ツナミシェルターや防潮堤。昭和21年の南海地震と3・11の教訓か?いたるところに設置されていた。そのためせっかくの美しい海が見えずひたすら前行く二人の後ろ歩く。
11:00 シレスト室戸というレストランで池上、黒澤カツカレー食べる。石田は鰯の磯辺揚げ。11:35に高さ20mほどの室戸青年大師像を見上げる。その横に空海が悟りを開いたという御蔵洞(みくろ洞)あり。二つの鳥居の洞窟。向かって左側御蔵洞(住居窟)、右が神明窟(修行窟)。
12:50「最御崎寺」への登り口から登頂開始。約20分。標高158mの山の頂上にある24番札所。これが辛いシンドイ、久々の山登り。青息吐息。ゼイゼイ。
13:10 印象的な美しい瓦屋根の本堂の「最御崎寺」に到着。山門の満開桜!優しく我々を迎え入れてくれた。有り難い。感謝。今夜ここに泊まるシルヴィに再会。オボア〜。
16:00、25番札所「津照寺」小さなお寺。本当は「津寺」と言うらしい。山門くぐってリュック置き、斜度30度。段数100段登ったところに本堂。下に戻り大師堂でお経上げ納経頂く。
16:40 町の酒屋に入る。二人はまた部屋飲み用の酒をしこたま買っている。ああ、よ〜飲むわ。ホンマに。横でクラブ帰りの中学生に「明徳義塾、大逆転良かったね!」って言ったらあまりピンとこなかった。それより僕のお遍路の格好に興味あったようだ(笑)。隣のおばあちゃんが突然家から出てきて「これ、皆さんと食べてください」と、フランスパンを頂く。感謝。 今日最後のお寺「金剛頂寺」へ。ここも標高140mの山の上にある寺。すでに17:30過ぎで山登る。日が陰ってきた。
17:50に無事到着。大西さんが待ってくれていた。ありがと。風呂も入らず一緒に夕食。ビールで乾杯。身体中ビシビシ、ギシギシ。痛い。明日がいささか心配。酒好きの大西さんが我々の部屋にきて飲み出す。酒は仲間を作る。
【今日のグダグ駄句】
♪ 夕日受け 水田(みずた)を歩く 影三つ・・・石田
♪ 苗を待つ 田に黒々と 蛙の子・・・黒澤
♪ の音と 山ウグイスの 土佐の路・・・池上
朝7:50に宿(ロッジおざき)を出発。今日もいい天気です。
ジオパークセンターで「焼きなすアイス」「青海苔アイス」を食べ、立体深海地図を見て、シレスト室戸で昼食休憩。昨日出来た足裏のマメが痛くて大変です(T ^ T)
空海が修行した御厨人窟(みくろど)を見学。24番への山道を登りようやく、高知最初の札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」に着きました。次に32番津照寺。
18:00 何とか本日の宿「金剛頂寺」に到着。お疲れ様でした。
民宿おざきで記念撮影 夫婦岩室戸
夫婦岩室戸 ジオパークの南海トラフジオラマ
昼飯 空海青年像前
御厨人窟、空海が悟りを開いた洞窟。今は中に入れず。    
   最御崎寺
最御崎寺
津照寺津照寺山門
   金剛頂寺の宿坊の食堂で
 
      

2018年3月27日【巡礼第4日 24.8km】
民宿とうの浜泊

【晴れ(21度)】
5:30 起床。窓から眼下に太平洋が広がり桜が真っ白に咲く。夜明けの桜に息を飲む。
6:00より金剛頂寺の護摩堂で朝の勤行。住職の講話、主に空海の修行の地である室戸のことを話された。
6:30 朝食頂き、わろてんか見て、7:50に宿坊出る。
昨日時間切れで納経に間に合わなかったので26番札所金剛頂寺の本堂、大師堂にお参り。昨夜大西さんにマメを救急処置してもらった石田は快調のようだ。良かった良かった。
8:35 出発。不動岩みずにそのまま急勾配の坂道を一気に降り55号線に。しかしこの急勾配で石田のマメが悪化。僕の杖と二本で歩き出す。道の両サイドに琵琶の木が植わっている。琵琶の実に黄色い袋が付けられ鳥避けか。草取り中のおばさんに聞くと、この室戸あたりは琵琶(もぎ34と言う品種)の産地らしいが、今年の冬が寒く不作らしい。食べたかった・・。
9:35「おかざき」と言う雑貨屋で休憩。その裏のお遍路道に入ると吉良川の街並みが地域保存されて美しい。土佐漆喰で塗られた蔵(壁に軒が4層に)や低層の瓦屋根の民家が当時のママ保存されている。3人で感心しながら約1kmを歩く。
11:00 飛石神社にあるカジュマルの木の下で休む。
11:45 ネットで調べた「うどん十兵衛」に行くが何と!定休日。手前のラーメン屋に入るべきだった・・。でも石田が戻るのは嫌!と言うのであと1時間先にあるらしい定食屋へ向かう。石田の足マメが痛むようだ。
室戸のマンホールを撮影しようと探すが見当たらず。汲み取りのバキュームカーと何度も遭遇。石田曰く「ここは下水道が無いからマンホールないのかも」って。ピンポン!!かも。
12:15 羽根岬に到着。お遍路休憩所に金剛頂寺の食堂であった千葉から来られた国田さんと言う女性と再会。紀貫之の土佐日記に詠まれている碑があった。「まことにて 名に聞くところ 羽根ならば 飛ぶがごとくに 都へもよがな」
12:55 十兵衛から1時間。ようやく「みなと食堂」と言う飯屋で昼食。池上、黒澤が鯖梅肉揚げ定食¥850。石田は海老揚げ定食¥1000。
14:40 奈半利市内で鯖瀬駅や「民宿おざき」ご一緒した石坂龍一さんが後ろから声掛けてきてビックリ!オー!!と再会。そのまま彼は市内のホテルへ。我々は安田町の民宿へ。
15:00 八幡神社でトイレ休憩。石田足マメ騙し騙し脱糞。
16:00 「美丈夫」と言う高知の酒蔵で民宿部屋飲み用の酒四合瓶を買う。
17:00 「民宿とおの浜」が見えた。何とそこへ神峯寺を参り終えた汗汗の大西さんに遭遇。
17:10 そのまま4人でチェックイン。変な民宿。お遍路以外近く工事現場の飯場になっているようでなかなか汗臭い男の匂いが充満。大西さんから食堂で夕飯食べながら持ち込み酒を飲めると聞いていたが、結果ダメ!何で?と食い下がったがダメだった。石田洗濯。事務所のような部屋の机で夕食。この4日間で最低のおかずだった(苦笑)。 大西さん交え恒例の部屋飲み。石田の足マメ診てもらったが自然治癒しかないとの診断。最悪明日の長距離は電車に乗るかも。と言い出した。明朝の奇跡の回復を祈るのみ。今日も30km近く歩く。風呂で足揉んで少し回復。
【今日のグダグ駄句】
♪ 土佐街道 少女あいさつ 猫は逝く・・・池上
♪ 貫之が 歌にも詠めり 土佐の羽根・・・黒澤
♪ 俳句詠む 余裕も無いぞ 足痛い・・・石田
朝6時からのお勤めに参加し、朝食後、宿坊を出て金剛頂寺参拝。今日は25kmの歩きです。
金剛頂寺の宿坊玄関 朝窓からの眺め
金剛頂寺山門 金剛頂寺山門
  室戸の名産琵琶の赤ちゃん
吉良川街並み説明看板 ミラーに写る自撮り
吉良川街並み
春の陽に 足を休むる 羽根岬
今年のタイガースは優勝! 紀貫之の歌碑の説明看板
奈半利町のマンホール久しぶりのお遍路道しるべ
桜咲く八幡神社で休憩 みなと食堂
   石坂さんと再会と別れ
土佐鶴本社   

2018年3月28日【巡礼第5日 31.4km】27神峰寺
住吉荘泊

【晴れ(21度)】
5:30 起床。大西さんと朝飯食べる。何と朝から鰹の漬け&しらす丼。大西さん、同宿の白川さん、などから今日行く標高450mの神峯寺への道の情報を得る。かなり厳しいと・・。
7:35リュックを「民宿とうの浜」に預かってもらい3人で出発。この安田町はよさこい節に謳われる「お馬さん」の縁の地の看板あり。アスファルトの道が長く話しに聞くより楽だった。1時間20分ほどで 27番札所「神峯寺」に到着。途中ハワイから来たジョーさんとフランスのリヨンから来たアンソニーさんと出会う。アンソニーは金剛頂寺一緒だった。神峯寺の湧水が美味しい。がぶ飲み。
9:40 圓角夫妻から無事に高知坂本龍馬空港に着いたとの電話あり。
10:45に下山。途中石田の両足のマメが悪化しかなりキツイみたい。民宿に到着し再び9kgのリュックを担ぎ出発。
11:30 阪神タイガースのキャンプ地安芸市に入る。
11:50 初々しいお遍路姿の圓角さん&陽子さん夫妻と土佐黒潮鉄道の下山駅で無事に合流。今回のお遍路で池上さんは「廃墟家屋写真家」に成りきり、お遍路道に点在する朽ち逝く家々を撮影しながら歩いている。安芸市が生んだ政商岩崎弥太郎の看板が街道に目立つ。
12:10 大山の道の駅で昼食。圓角さんしらす丼、陽子さんキーマカレー、池上・石田・黒澤は麺類食べたく「大山うどん」(茄子の輪切り天ぷらとじゃこ天)を頂く。美味い。文旦が旬。カツオスティック、ケンピを入れて留守を守ってくれている妻に送る。
13:50 石田がマメの痛さのため隊列から離れ、伊尾木駅から電車で民宿に向かう決心をした。残念だが明日がある。
14:50 安芸しらす食堂近くの桜の木の下で休憩。八分咲き。その後延々15kmをお遍路とサイクリングのための舗装道路を歩く。左に太平洋。右に山々を見ながら。
16:25 赤野のお遍路ハウス(バルセロナのガウディグエル公園のような)休憩所で休む。左の小指が痛い。足がパンパン。
17:15 途中、不気味なお遍路人形や折り鶴の展示してあるお遍路小屋に遭遇。ようやく5km手前の琴ヶ浜海浜公園に着く。
18:10 ファミマで酒を買い込み、住吉荘に到着。石田は15時ごろに着き風呂入って同宿のカナダ人と情報交換していたようだ。
19:00 圓角夫妻の無事の到着と合流を祝って乾杯!夕飯中に何と!徳島お遍路で知り合い、東京に戻ってもメール交換していた高橋ご夫妻が旅館に来てくれた。半年ぶりの再会。パーキンソン病のご主人も一緒で感激した。
今日の歩行距離は訪問寺1つで38km超え。ちとハードだった。お疲れさんでした。
【今日のグダグ駄句】
♪ 痛み消え 参道かろやか 神の峯・・・池上
♪ 文旦に 願いを込めて 安芸の風・・・黒澤
♪ 海に波 空に輪を描く つばめかな・・・石田
朝6:30から朝食、朝からヅケ丼。大西さんとはここで別れ神峯寺(標高430m)を参拝します。
9:00 27番神峯寺参拝終了。登ってくる途中、金剛頂寺で同宿だったアンソニーと再会。
11:50 下山駅で圓角さんご夫婦と合流。道の駅「大山」で昼食休憩。
18:10 本日の宿、住吉荘に無事到着。前回お遍路時、お接待頂いた高橋さんが宿舎迄、来ていただきました。みんなで記念撮影。高橋さんありがとう!
3泊もご一緒した愛媛の大西さん    
    今朝の高知新聞に載った伊能忠敬の記事
リヨンからお遍路のアンソニーさんと    
神峯寺の山門にて 神峯寺の山門にて
神峯寺の湧水を美味しく頂く
   
今年のタイガースは優勝!    
   大山の道の駅にてランチ
延々と続く防波堤お遍路道 石田の今日最後の勇姿
石田リタイアした後の桜の花の下でしばし休憩変なお遍路小屋にて
変なお遍路小屋にてまだ元気そうにはしゃぐ
桜並木。赤野地区 安芸市のマンホール。野良時計は時間なく見物できず
これも安芸市のマンホール 杉の木の集積加工場にて
高橋ご夫妻と記念撮影    
宿泊した住吉荘の玄関に横山隆一(高知出身)色紙  

2018年3月29日【巡礼第6日 23.5km】28大日寺・29国分寺
ホテルタウンセンター泊

【晴れ(22度)】
4:00 起床。夜明け前昨日のお遍路日記をまとめアップ。
6:30 朝食。石田が昨夜話したカナダの大学教授と同席。箸を器用に使い納豆も綺麗に食べていた。
7:40 住吉荘出発。今日も晴れて暑いくらい。タイツを脱いで歩く。鉄道が廃線跡地に出来たサイクリング道のお遍路道をひたすら西に歩く。
8:55 赤岡町でトイレ休憩。偶然、江戸末期の浮世絵師の「絵金」こと弘瀬金蔵の記念館「絵金蔵」を見つける。何故赤岡町に?と聞くと、叔母さんがここに住んでて贋作事件に巻き込まれた絵金がこの地の酒蔵で芝居絵を描いたらしい。伊能忠敬の33度33分碑もあったり、赤岡町は魅力的な町だった。
10:40 28番札所「大日寺」に到着。納経所前の名勝しだれ桜が満開!改めて2回目お遍路をこの時期に歩けたことに感謝。
12:00 物部川に差し掛かる。お昼を告げるサイレンが田植えが始まる田園に鳴り響く。橋の袂に「アンパンマンミュージアム」の看板。やなせたかしのお父さんがこの近くの香美市出身でこの地にできたらしい。用事商事が家の外出しはやなせたかし広告写真。
12:35 松本のお遍路ハウスで休憩。途中ニラ畑の中を通過。何とも言えぬ匂いが充満し同行中の圓角陽子さんと苦笑い。
14:00 国分寺から約2km手前でようやくレストランらしき看板を見つけ昼食を取る。「喫茶たんぽっぽ」で石田と黒澤ハヤシライス大盛り、池上カレー、圓角キーマカレー、陽子玉子トーストを食す。僕は家族事情がありここにて電話待ち。一人国分寺を目指す。たまには一人歩きもいいもんだ。
15:45 29番札所「国分寺」に到着。皆に遅れること15分。シンメトリーで美しい茅葺屋根の本堂が印象的。いろいろ縁がありそうな寺だがいつも通り時間に追われお経を読み納経帳に朱印を頂く。
16:05この時点で次の30番札所「善楽寺」に間に合わないことが判明。5人で検討した結果、ここから善楽寺まで時間の許す限りバス道を歩き、高知市内行きのバスが来たら乗ることにした。途中の町中や田圃に長曾我部元親が地検したという看板が点在していた。
17:08「小蓮入口」というバス停からバスに乗り市内の宿泊先「ホテルタウンシティ」へ。明日は休息日だったが「小蓮入口」バス停までバスで行き、再び歩きお遍路で善福寺を目指す。
17:40 ホテル到着しチェックイン。一泊朝食付きで¥3400。今回のお遍路で一番安い宿泊所。荷物降ろし夕食へ。 昨年の徳島お遍路で3回も行った「屋台すし」の寿司職人の古川さんが移動でこの高知市帯屋店の新店舗の指導係で高知に来たという。これも何とも可笑しな偶然縁だと再会に感謝。そして東京から我々の応援のためにあの「くノ一西畑」とも再会。お遍路姿でなくOL風の格好にビックリ。感謝。新装開店飲み物半額で皆ガンガン飲み食べた。 今日も予定外もあったり、足のマメ、筋肉痛などあったが無事に6日目を終えた。お大師さんはじめ皆さんに感謝。感謝。
【今日のグダグ駄句】
♪ 満開の 桜の遍路 笑み溢れ・・・西畑(ゲスト参加)
♪ もくもくと たびひたすら 春の土佐・・・圓角
♪ 気持ち良く 歩いて消えた 善楽寺・・・池上
♪ 花いかだ 赤い椿も ゆらゆらと・・・石田
♪ 早苗見て 国分寺目指す 独歩かな・・・黒澤
朝6:30から朝食。宿を7:40出発。同宿のカナダからのお遍路さん、ケンさんと。
10:40 大日寺に到着。
15:20 29番国分寺到着。30番善楽寺へは時間切れで訪問中止。明日朝から善楽寺参りをします。バスで高知市内のホテルに入り、開店早々の「や台すし帯屋町店」で打上げ。なんと、くノ一西畑さんも参加。足は痛いが良き一日でした。
    同宿のカナダからのお遍路さん、ケンさんと
住吉荘前にて 絵金蔵にて
伊能忠敬の測量地点 大日寺山門
国分寺山門 国分寺の境内さくら
善楽寺に間に合わないので対策会議中
矢須のマンホール
野市のマンホール 南国のマンホール
西畑さんと高知「屋台すし」で再会   

2018年3月30日【巡礼第7日 9.6km】30善楽寺
ホテルタウンセンター泊

【晴れ(23度)】
4:30 起床。今日も晴れて7日間連続。
6:30 ホテルの食堂でパンと飲み物だけの簡素な朝食を頂く。今日は休憩&洗濯日なのに昨日打ち残した30番札所「善楽寺」に行かねばならず。
8:01のバスで、昨日のバス停「小蓮入口」まで行く。マメで歩けない石田と陽子さんは寺近くの「一宮東門」で降りる。
8:30 歩き始め。
9:20 善楽寺到着。 すでに先の二人はお経、納経まで終わりベンチに座っていた。比較的小ぢんまりした寺。明治の廃仏毀釈で向かいの土佐神社に山門を取られるという話を石田が住職から聞き出した。
10:20 土佐一宮(とさいっく)駅到着。10:47発のJR土讃線で佐川駅まで。司牡丹で竹村社長の出迎えを受けて一緒に12:00に大正軒へ。予約して頂いてた鰻を頂く。大正軒の亭主が野球好きで上田監督、イチロー、衣笠、王貞治のサインや写真など玄関や廊下にビッシリ!
13:20 司牡丹の最新工場「平成蔵」はじめ日本酒ができるまでの工程を説明して頂く。全ての銘柄の試飲し、皆各々好きな酒を買っていた。黒鉄ヒロシの実家後に青山文庫関連の施設が建っていた。ショップで殆どの銘柄を試飲させて頂く。帰りに裏山の散り染桜を見て佐川の町を後にする。竹村社長ありがとうございました!
15:36の電車で高知に戻る。はりまや橋を見て一旦ホテルへ。日本三大がっかり名所の「はりまや橋」を見て皆でがっかり(笑)。石田は洗濯担当でホテルへ。我々は再度「屋台すし」で古川さんに徳島お遍路時のDVDを渡す。西畑さんとここでお別れ。ライトアップされた幻想的な高知城を見学。
19:20 石田が合流し地元民や観光客で賑わう「ひろめ市場」で即席合コン。シメのお好み焼きを食べながら今日の反省と明日の予定の確認。充実した休息日だった。おやすみなさい。
【今日のグダグ駄句】
♪ 酒さくら 鰻に桃に つかの間に・・・西畑(ゲスト参加)
♪ 土佐遍路 桃とサクラと 牡丹あり・・・池上
♪ うたた寝の 覚めて眩しき 桃の花・・・石田
♪ 三十番 天晴れ打ち上げ 善楽寺・・・黒澤
♪ みあげれば 桜の花に 大空が・・・圓角
8:01のバスで昨日の地点まで戻り、30番善楽寺を目指します。今日もいい天気です。
30番善楽寺。写真の桜並木の参道は、隣の神社の参道。昔は神社・お寺一体であり善楽寺の参道だったが、廃仏毀釈で神社とお寺が分離されたためにこの寺には参道が無くなったと、悔しそうに住職さんが語っていました。
28日の宿「住吉荘」で出会ったカナダのケンさんのホームページ紹介します。
https://kenmyhre.com/
日本には2回目、前回は九州から北海道迄を自転車で走ったそうです。これまでに自転車で南アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、中国、チベット等々走り回った、元大学教授(77歳)です。私も77歳になっても、元気に歩き走りたいものです。
「善楽寺」参拝の後、佐川駅まで移動し「司牡丹」の酒蔵見学・試飲です。途中ももの花が綺麗です。
昼食にうなぎを食べ、その後「司牡丹」見学。竹村社長にご案内頂きました。
帰りの佐川駅で幕末維新号列車に遭遇。
いざ30番札所善楽寺へ    
28日の宿「住吉荘」で出会ったカナダのケンさん 善楽寺本堂大師堂前にて
廃仏毀釈で仁王門が土佐神社の山門に 疲れてる・・。桃の花が美しく
ももの花が綺麗です。 高知駅から約50分の佐川(さかわ)駅にて
   
大正軒の2階座敷で鰻を頂く
    司牡丹酒蔵
司牡丹本社前竹村社長と記念写真。ありがとうございました。
裏山の散り染の桜の木の下で   
幕末維新号列車に遭遇。嬉しそうな池上さん。
知人の柳沢三千代さんが声を担当してるカレーパンマンの 石像とパチリ日本三大がっかり名所にて
      
板垣退助像と高知城月と高知城
ひろめ市場にて地元女性陣と俄か合コンシメのお好み焼き
高知市のマンホール1高知市のマンホール2
高知市のマンホール3   

2018年3月31日【巡礼第8日 27.3km】31竹林寺〜33雪蹊寺
天然温泉はるるの湯泊

【晴れ(20度)】
5:00 起床。昨日と同じくパン&バタージャムとコーヒーの朝食。
7:35 ホテルタウンセンター出発。今日も晴れ。いけね!洗面具忘れホテルに取りに帰る。
9:00に31番札所「竹林寺」に到着。標高120m。五重塔は昭和55年に再建される。納経所でアンソニーと再会。寺名にある竹を探すが見当たらず。
10:10 山を降り切った川土手で休憩。濱口雄幸、武市半平太の生家の近く(仁井田地区)を通る。
11:40 32番「禅師峰寺」到着。本堂前から太平洋が一望。桂浜方面へ眺望よし。半平太の実家の側で会った韓国人の女性おばさん達と再会。
13:25に「おにぎりころりん」と言ううどん屋で昼食。男4人は土佐丼定食¥850、陽子さんは鰹節丼うどん定食¥680を食す。
14:05 出発。途中、高さ50m、長さ1480mの浦戸大橋を必死に歩いて渡る。
14:50 ようやく「桂浜」到着。記念撮影後に坂本龍馬の銅像に至る。龍馬は遠くアメリカを見続けている。桂浜の波打ち際を歩く。千葉の石坂さんと再会。高知の人は坂本龍馬を尊敬を込めて「龍馬さん」と呼ぶ。
16:00に33番札所「雪蹊寺」に到着。石田と陽子さんはバスで先に到着。我々圓角、池上、黒澤は15分遅れで到着。思ったより早く歩けた。途中、さっき渡った浦戸大橋の美しい姿を見ることができた。雪蹊寺の山門で記念撮影していたら向かいの民宿の窓からなんと!アンソニーが浴衣きて顔出してた。これまた縁のある外人お遍路さんだわ(笑)。石田の両足マメ、僕の左小指マメなど緊急自体発生。全員の体調も減衰気味なのでお遍路道から外れて、路線バスで宿舎へ移動することに。
17:30「はるのの湯」という温泉施設に到着。さて温泉湯がマメに効くか・・。足を揉む。明日が楽しみ。 コンビニで買い込んだ食材で部屋飲み&食い。22時にお開きダウン。
【今日のグダグ駄句】
♪ 禅師峰寺(ぜんじぶじ) 演歌に押され 山登る・・・池上
♪ 教本に 花びらの散る 南無大師・・・石田
♪ 竹も無く 竹林寺とは 此れ如何に・・・黒澤
今日は朝7:40に高知市のホテルを出発。31番竹林寺を参拝。帰り際にあのアンソニーに遭遇。
その後、32番禅師峰寺へ。韓国の女性グループとパチリ。桂浜を目指す途中、武市半平太生家の前で記念撮影。
桂浜への途中、浦戸大橋を渡る。歩道が狭くトラックがビュンビュン走り怖かったです。その後、桂浜で戯れて雪蹊寺へ。雪蹊寺前の民宿2階からアンソニーが声をかけてくれ、再びの出会いに感謝、感謝。遍路道の楽しみの一つです。
アンパンマンとホテルタウンセンターロビーで出発記念写真
高知から沢山の漫画家が輩出している記念館みたい。時間なく入れず
竹林寺に到着 竹林寺山門
竹林寺五重塔。説によると海風に耐えるため、左に7cm 傾かせてるみたい 宝財童子の前で
       
   
土佐勤王党の武市半平太の生家
リヨンから来たアンソニーと再会    
禅師峰寺山門圓角さんの鐘撞き
陽子さんの鐘撞き韓国の女性グループとパチリ。
桂浜にて浦戸大橋の必死渡橋
桂浜の龍馬像前にて。逆光で顔見えず(苦笑)
※画像補正済み
桂浜を歩く
桂浜雪蹊寺
部屋で夕食&反省会   

2018年4月1日【巡礼第9日 25.6km】34種間寺〜36青龍寺
三陽荘泊

【晴れ(22度)】
5:00 起床。3人部屋で皆寝てるので廊下の椅子で日記を書きアップ。石田のマメが悪化。最終的に今日医者に行くことで無念の隊列離脱・・。
7:35 石田を置いて「はるのの湯」を4人で出発。
8:10 34番札所「種間寺」に到着。
8:45 種間寺を出発しようとしたら、またアンソニーと再会。毎日田植え前の田圃の側を通るが、今日初めて苗をヤンマーの田植え機に乗せているシーンに遭遇。ビデオに撮る。桜と菜の花と稲の苗、美しい色の響宴!土佐の春。
9:45 仁淀大橋渡る。眼下に清流仁淀の水が流れキラキラと。石田から教えられた(本当はくノ一西畑情報)土佐観光の笹岡タクシーでリュックを預かって貰い標高130mの清瀧寺へ。
11:30 35番札所「清瀧寺」」に到着。お経後納経所から仁淀川、仁淀大橋など一望でき疲れが吹っ飛ぶ。石田から電話あり診察の結果細菌「黄色ブドウ球菌」が入り膿んだらしく軽手術。皮ムキ、薬塗り、ガーゼして包帯グルグル。歩行禁止になったとのこと。
13:10 笹岡タクシーで教えてもらった「中乃家」で讃岐うどんを食す。これが美味い!全員が大満足。遍路小屋で昨日雪蹊寺で挨拶した男と再会。名前はフランスから来たフローさん。アンソニーともお遍路友だった。石田からレンタカーで寺を巡ることにしたと連連絡あり。種間寺、清瀧寺を回り土佐市で合流。陽子さん用心のため車に乗り今日の宿舎「三陽荘」まで送ってもらう。
15:40 圓角、池上、黒澤の3人で歩き赤い宇佐大橋渡る。ツーリングのオートバイ音がうるさく怖い。今日は日曜日か・・。
16:10 三陽荘に到着。KANABIあ・そ・び・隊の池田隊員がデザインした「新日本風土記/仁淀川」のポスターが貼ってあった。時間ギリギリながら池上さんと二人で今日の内に36番札所の「青龍寺」に向かうことに。120階段の上に何と石田がいた。納経所にKANABIあ・そ・び・隊の重原隊員の描いたお遍路本の原画があった。定時17:00までに打つことができた。お疲れ様でした。
という事でいろいろあったが無事5人全員で夕食。圓角さんと陽子さんは今夜で打ち上げ。お疲れ様でした!乾杯。石田大変な1日。明日は回復してますように。おやすみなさい。
【今日のグダグ駄句】
♪ この道を 歩いて去ったか 朝青龍・・・池上
♪ 春陽ざし 浦戸仁淀で 渡る橋・・・黒澤
♪ レンタカー これは遍路じゃ 無い様な・・・石田
♪ 足にまめ お経もなにも 春ぼけよ・・・圓角
石田を置いて「はるのの湯」を出発
種間寺への途中の田圃にて
種間寺の山門    
仁淀大橋にて。ここから土佐市 清らかな仁淀川が光の反射でイマイチ
清瀧寺の山門 清瀧寺階段
仁淀川が一望
ここでリュックを預かって頂く
中乃家でのじゃこ天うどんの中盛り。¥630フランスのド・ゴール空港側の家からお遍路に来たフロー ル29歳。老けてる(笑)。
コンビニで春野町のマンホール
突然現れた石田と青龍寺の山門にて青龍寺の三重塔
青龍寺の階段石田単独行動で出会った日本人青年と
三陽荘での圓角ご夫婦の打ち上げ 変なオブジェ(布袋にヘルメット)

2018年4月2日【巡礼第10日 29.7km】
民宿あわ泊

【晴れ(23度)】
5:30 起床。朝湯に浸かり湯殿に祀られている弘法大師像に今日の安全を祈る。
6:20 5人での最期の朝食を頂く。今日の飛行機で東京に戻る圓角ご夫婦と石田に見送られ「埋立」という小さな船着場から渡し船(定期通勤通学船)に乗り「横浪」に向かう。波静か。島影が海面に反射し美しい。
8:00に横浪に到着。コンパクトな港町。漁船が停泊。
9:10 遍路小屋で休憩。高松や岐阜、カナダ(住吉荘で会った)からのお遍路数人と会う。
10:45 須崎に到着。カーお遍路の石田と合流。11:00オープンまで待って「橋本食堂」で名物「鍋焼ラーメン」を食す。普通¥550、大盛り¥660と安い。美味い。家でも作れそう。リュックを石田レンタカーに乗せてもらい、再び池上さんと二人で「民宿あわ」を目指す。今日も日差しが強く池上さんの腕、足は真っ黒け。
13:00「民宿あわ」(土讃線の安房駅の側)に到着。すでに石田が荷物を部屋に運んでくれていた。時間が早いのでそのまま「岩本寺」までの距離を縮めることに。軽い気持ちで杖も持たず民宿の裏に続くお遍路道を歩く。右に土讃線、左に国道56号線を望みながらのどかに気分良く歩く。800mぐらいのところから急坂。「焼坂峠標高280m」と書かれた遍路看板を見つける。そっか!甘くないねー、と池上さんと目を合わす。杖を忘れてきたことを悔やむ。途中折れた木の枝を拾って杖代わりして急坂を登る。峠の手前で、気が緩んだのか足を踏み外し落下。間一髪で木に捕まりストップ。池上さんの枝杖に捕まり這い上がる。右膝、脹脛の擦り傷のみで大事に至らず。同行二人のお大師さんのお蔭か・・。杖が折れたので新しい杖枝を池上さんに拾ってもらう。池上さんにも感謝。石田に携帯連絡。消毒液を買ってもらい2km先の久礼町手前まで車で迎えに来てもらう。石田にも感謝。こんな時、車を伴奏してくれることの有り難みを感じるとともに、文明の力のない昔のお遍路を思うと何とも情けない・・。
16:00に再び「民宿あわ」に到着。右足湯船に付けず風呂に浸かる。気持ち良し。
17:30 早めの夕食いただきながら今日の反省。「油断対敵。お遍路道を甘くみるな!」だった。これで健常者は池上さんだけ。明日は今回最後の37番札所「岩本寺」まで28km(うち今日4km歩き稼ぐ)標高400mを登る。少しズルしてリュックは石田カーに乗せてもらうことに。
21:30 就寝。おやすみなさい。
【今日のグダグ駄句】
♪ 朝日うけ 巡る桟橋 海遍路・・・池上
♪ それぞれが それぞれに立つ 遍路宿・・・石田
♪ 救われる 同行二人 春の山・・・黒澤
朝食を6:20から食べ、池上さん黒澤君は浦ノ内湾を渡船で進むため船着場へ向かいました。圓角さんご夫婦は東京へ戻るために最寄りのバス停まで向かいます。
私は最後にレンタカーで出発です。
5人でのお遍路最期の朝食
「埋立」の船着場から舟遍路
内の浦湾の景色 黒潮丸の船内
圓角夫妻お見送り 圓角さんご夫婦は東京へ戻るために最寄りのバス停へ
二人遍路をパチリ。まだ元気そう(笑)
橋本食堂にて
須崎の鍋焼きラーメン「橋本食堂」、アツアツ美味い!
橋本食堂の社長と。自転車屋から転職成功者のやり手じじい(笑)。
キレイな土佐の海。キレイな土佐の海。

2018年4月3日【巡礼第11日 27.9km】37岩本寺
民宿うなきち泊

【晴れ(24度)】
4:30 起床。今日も快晴。昨夜民宿の亭主に貰った軟膏がいい具合に効いて擦り傷は大丈夫みたい。
6:30 朝食。
8:35に「民宿あわ」を出発。石田の車で昨日歩いたところまで送ってもらう。今日も池上さんと二人歩き。
8:15 青柳裕介の漫画「土佐の一本釣り」の舞台になった「久礼」に着く。街並みは古く造り酒屋も軒を連ねる。純平と八千代が路地から出て来そう(笑)。岩本寺がある窪川に行くには「そえみみず遍路道」と「大坂遍路道」の2つのコースがある。我々は標高が低い「大坂遍路道」を歩くことに。ウグイスの谷渡り、芝桜が咲き、花見のボンボリが片付けられている。清流が横を流れ風が心地良い。
10:15 登り2km。標高280m七子峠に到着。今回最後の登坂で、イヤ〜、キツかった。トイレ休憩。軽トラに乗った82歳の農家のお爺さんから話しかけられた。「空海さんもそんなスマフォあれば楽だったろうに」。七子峠から少し遍路道に入ったところで4回目お遍路(逆打ち)のおじさんに会う。我々の足を見て「そんな格好で良くマムシやダニに襲われなかったね〜。長ズボンで歩く方がいいよ」と注意された。彼は上下長袖、長い白ズボンに工事用のゲートル脚絆で足をカバーしていた。この暑さの中でも・・。
12:35 仁井田近くのホンダ販売店まで石田に迎えてもらいランチに行く。
12:45 窪川の「駒鳥」というお遍路仲間(大西さん情報)で有名な中華そばを食べる¥750。
13:15 車に乗せて貰ったホンダ販売店まで戻り再び歩く。日差しが強く眩しい。
14:50 今回最後のお寺。37番札所「岩本寺」に到着し無事に打ち上げる。桂浜手前の土佐丼うどん定食屋で会った好青年の米田さんと、昨日船やお遍路小屋で会った筒井さんともここでも再会。名刺交換して別れる。
15:50「民宿うなきち」に到着。池上さんとスーパーに買い出しに。石田はシルヴィを最後の晩餐で一緒するため彼女のホテルまで迎えに。
17:00 鰻の肝で乾杯。石田とシルヴィは遅れて17:40ごろ合流。4人(石田はノンアル)で改めて乾杯しうな重を頂く。高知の鰻は甘ダレ。シルヴィは大変美味しいとペロリと平らげた(笑)。
19:00 終了解散。シルヴィを車で送りに。11日間の第2次お遍路を振り返りながら早めに眠る。
12日間の総歩行距離=313.7km
【今日のグダグ駄句】
♪ 20キロ 背負いし若者 次目指す・・・池上
♪ 全員が 太って帰る 土佐遍路・・・石田
♪ 鴬の 聲で終わりし 春遍路・・・黒澤
民宿あわを出発
昨日の焼坂峠超え歩きの地点まで送ってもらう
石田からエール 稲の苗。高知は二期作の土地
土佐久礼で。純平が懐かしい 大坂遍路道に向かう
中土佐町のマンホール
大西さんに教えてもらったラーメン屋の「駒鳥」
中華そばの大盛り3つ
左、仕事を辞めて茨城県からの青年お遍路米田さん。
真ん中66歳で3回目お遍路の筒井さんと岩本寺の境内にて。
「南国土佐を後にして」の歌で有名なペギー葉山さんの寄 進石柱を発見。
自転車で旅する夫婦とその子供達。お父さんお母さんスゴイなぁ!
土佐の海。
「民宿うなきち」の女将。数々の有名人の色紙に囲まれて。 「こころ旅」の火野正平も来た。
シルビィも合流して第一次土佐遍路終了お疲れ会。
スイスジュネーブ在住の小学校の先生。シルビィ50歳独 身。
      

2018年4月4日【巡礼第12日】 高知龍馬空港発→羽田空港着

【晴れ(24度)】
5:30 起床。早く寝すぎて2:00からの眠れず。昨夜買い込んだランチパックとヨーグルトで朝食。
7:30に窪川町中を散歩。再び岩本寺へ。霧に霞んで幻想的な風景。撮り残した天井画など撮る。寺の近所に住む子供や日曜画家さんが描いたらしい。土佐犬に吠えられ仕返しに撮影してあげると余計吠えられた。
8:00に新連続テレビ小説を見る。「わろてんか」の最終回を見逃した。あさイチを見る。有働アナがNHKを退職するらしい。フリーアナになるのかな・・?
9:10「民宿うなきち」出発。石田の車で空港まで同乗させてもらう。途中、三度岩本寺で記念撮影。パチリ!これで今回のお遍路は終了。高速使って約1時間10分で高知龍馬空港に着く。高知市から歩いて5日かかったところを車で1時間10分。参勤交代の25日間を新幹線で2時間30分なんだから納得。自分の足で歩くことの楽しさは車や新幹線では味わえないものを感じさせてくれた。いつも思う・・健康に感謝。空港のレストランにて3人で土佐区切り打ちにl乾杯!疲れているせいか昼間のせいかビール一杯ながら酔いの回るのが早い。
14:50 羽田空港に無事に着陸。ロビーで解団式。池上さんとは18時またハヤCINE会で会う予定(笑)。お疲れ様でした。ご笑覧ありがとうございました。
今回は歩き出して2日目で両足の親指下にマメが出来た。これまでは痛さを我慢して歩くうちにそこが固くなり治るのだが、8日目に左足が異常な痛さとなり、9日目に病院へ行った。結果、菌が入り込んだ為で、その後の歩き遍路を諦める事とした。では鉄道を使うかとも考えたが、駅からそれなりに歩かねばならない。レンタカーだ!と思いついた。寺・宿の駐車場に停めると歩く距離が大幅に減る。苦肉の策であったが、このお陰で最終日迄メンバーと同行する事が出来た。途中、病院に寄ったり、陽子さんを乗せたり、黒澤・池上さんを乗せたり、シルビーを乗せたりと車は大活躍だった。
次回に向けて、・減量・出発前の足慣らし・靴ひもはきつく締め過ぎない・英会話勉強 → 頑張ろう。
【最後のグダグ駄句】
♪ 土佐遍路 出会い別れの 友が出来・・・池上
♪ 楽しきは 日の出日の入る 遍路かな・・・石田
♪ 捨て切れず 煩悩しょって 散る桜・・・黒澤
散歩がてら再び岩本寺へ。霧で裏山が霞み寒い。
昨日撮り忘れた仁王像
    マリリンモンローの格天井画
    この犬かみつきます(危険)土佐犬に吠えられて
岩本寺山門にて
岩本寺本堂前にて
打ち上げに乾杯!高知龍馬空港にて

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